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2011/06/30

”まぁ、いいからいいから”(絵本作家・長谷川義史さんと出会った日)



大人気!ナニワの絵本作家、長谷川義史さん。


「おへそのあな」
「いいから いいから ①②③」









絵本界の革命児


「てんごくのおとうちゃん」







大人気を博するのが解ります。
人間的魅力が子どもも大人も惹きつけるんでしょうね。


こう書き出すと、いかにも長谷川義史さんの大ファンであるような感じになりますが、きょう初めて知ったお名前です。


実はきょう、松山市PTA連合会「平成23年度 第1回読書推進委員会 研修会」に参加しました。
と言っても、読書推進委員ではありませんし、PTAの活動経験も皆無です。
昨年10月から「読み聞かせ」のメンバーに加えてもらっていて、参加を勧めれたものです。

期待通りと言いましょうか参加者は女性ばかり(笑)











受付を済ませて入口の辺りでモジモジウロウロしてましたら、肉太だけど柔らかいタッチの画が張り出されてました。




小さい張り紙を見ると、ライブ紙芝居 長谷川義史氏    


「ライブ紙芝居」が大文字になっているのは・・・参加にあたって「読み聞かせ」の方法に何かヒントがつかめたらと思っていたからです(笑)

しかし、画を描きながらのお話となると一朝一夕に出来るもんじゃありません。

しかしまた!
「これはプロに為せる技」と、合理化できないのが我が性
長谷川義史さんってと、ググった結果のYouTubeです!!(笑)




”まぁ、いいから いいから” ”おじぃちゃん”が語る、この言葉は


在るがママを受け入れることの大切さを優しく伝える知恵の言葉と拝受したmisasiじぃちゃんです。






■長谷川義史さんHP  http://www.eonet.ne.jp/~mousebbb/hasegawahp/diary.html 


長谷川 義史(はせがわ よしふみ) の作品一覧 | 絵本ナビ





☆☆あ、研修も大変勉強になりました。


■K中学校事例 紙芝居「四国にキツネがおらんわけ」
               ふるさとの民話を題材に取り入れられてます。




■K小学校事例  影絵
            「ピノキオ」を実演していただきましたがセミプロ以上!
子どもの興味を惹き付ける力はさぞかしでしょう。

■質疑応答も活発で啓発されるところも大。ありがとうございました。
やれるところを精一杯に「読み聞かせ」を持続していきたいと思います。



きょうは本当に良い一日でした。
明日も良い日にしなくては!(^^)

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■2011.03.04 第3回読書推進研修会(松山)
長谷川義史ライブ紙芝居








2011/06/27

《今年は表年!?(^^)》


6/26、宇和島の家の柿の木に実がたくさん付いていました(^^)
去年は裏年で、枯れ葉が路地を覆っただけだったので暫し見惚れてしまいました。

実りの悪いのが裏年なら、たわわに実るのは表年?

ググってみたらありました。



 アキバ博士の「農の知恵」 よりお借りしました。



さて、きのうは無住になっている宇和島の家の庭掃除に行ったのですが
2ヶ月のズボラのために草は伸び放題。庭の樹もザンバラ頭でしたので俄か仕立ての庭師さんに・笑


庭に梅の古木が一本ありますが、いつころ植えられたか記憶にありません。
だから古木との認識になったのか・・
ことしの2、3月、その衰えた姿を眺めて過ごしたことが大きいとは思います。
数輪の花しか付けませんでしたから。

桜切るバカ。梅切らぬバカ。

酔狂に桜の枝を手折るのを諫める言葉として憶えてきたように思いますが
桜、梅の花、また樹姿を愛でる日本人の感性の発するものであり、
また、梅果収穫の農の知恵の言葉のようにも思えます。


ところで、この切ると云うのは難しいー!

昨日の最大難渋の仕事は、梅の木の切断でした。
いっそ根こそぎ!とも思ったのですが
断ち切れがたい思いもあって、横に張った枝の上部のところから主幹を切り落としました。



断ち切れがたいと思ったのは、旧懐、未練の想いではありません。


来年の、さらにその先の梅への希望、夢です。


希望・夢を断ち切らないために、主幹を切り落としました。




迷いを切る。


切る。





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宇和島の庭で

鬼北の山で





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松山ん家の小さな菜園の、トマト、ゴウヤ・・摘芯なるコトバは聞きかじっているのですが、いざ摘み取る段には手先が震えたりもいたします

さー。摘芯作業に取り掛かるといたしましょー!!(^^)

2011/06/24

【たい焼き】涙はいつか花になる




Posted by Picasa

                     泳ぐ鯛焼き君~!?

■きのうは、上海から帰国のKが例のごとく立ち寄ってくれて、4時ころから痛飲。
久しぶりに肉を焼く。

しかし、お通しに用意した手造りタタキとヒジキ煮と、ボソボソ話で盃が進み重なって行く(笑)


そんな時間は、あっと言う間に経過する。

9時ころには、空腹感と云うのではなく、なにか物足りなくなってきたとき目と目が合って、頷きあう。

"たい焼き"~~~!!

しかも、それは
"日本一"~~~~~~!!!

■Kが、「これも土産だよ。」と手渡してくれた。

「日本一たい焼き」の名を知ったのは3年前。
教えてくれたのも、Kだ。

高校時代に知り合ったKは、家族を茨城をのこして上海で頑張っているが、帰国した時は松山へ寄ってくれる。
「おい、日本一のたい焼き食ったことがあるか?」
そのときは、空袋を差し出して
「おれにブログを読んで貰いたかったら、ルポしてみろよ。」

(書くぜ!と気楽に言ったままにしているが・・)
(尻尾までギッシリ、餡子が詰まっているのが売りで凄いんだ。)
3年前のKの言葉が浮かんで来て、尻尾に齧りついたら白あんがあふれてきた。

皮の残った白餡だ・・・うまい!
冷めているけど、モチモチとして豆の匂いさえ感じられた。

(懐かしい匂いだ・・そう
Kと宇和島で齧り付いた、タイコマンの匂いだ。)
46,7年前のことだが、その匂いは褪せていない。

滲んできた目の汗みたいなものを拭って、本の話などをした。
ぼくは、「読み聞かせ」で読んでいる絵本のことを話した。
「読み聞かせ」に参加するようにしたよ。と伝えたときの、ほんとうに嬉しそうなKの顔を忘れられないからだ。

■朝。

「よーし。空港から日本一たい焼きのルポ取材だ。」とボクが言うと、Kが応えた。
「空港の前だ。ルポしてから回ってくれ。」
「ブログにアップするからオマケしてくれって頼んでみよう。」

久しぶりに声をあげて笑った。




【R56沿い】松山から松前町に入ってしばらく走ると、左手(東)に看板、赤い幟が見えて来ます。
(南黒田ですから松前町の南端。)
駐車場が完備されています。

出発前、Kが開店時刻を確認したら10時。
到着したのは15分ほど前で、外観の写真を撮らせてもらおう・・と思っていましたら
大きな袋を提げたお客様が出られて来ました! 人気あるんですー!!




目に青葉 山ほととぎす 小豆あん・・・・・

"いらっしゃいませ・・”


なんかホッと感じた玄関の立て看です。








店内の様子です。
左手に厨房、会計コーナーがあります。
ベンチも用意されていて、こちらで休憩もできます。


セルフの湯茶も。

やさしい気配りです。












こんな・・感涙ものです~

雨の中、ご来店ありがとうございます。
ご自由にお使いください。




手指の洗浄・消毒スプレーも。







なにやら覗きこんでいるのがK。
奥手が、厨房、会計コーナーです。
はたしてKの「おまけ交渉」や如何に!(笑)

ブログにアップさせてくださいー
Twitterでもー

わたしも、お願いをしながらシャッターを押し続けてましたが
「どうぞ。ヨロシクです。」と、やさしくご了解いただけました。ありがとうございます(^O^)


細やかな心配りの「日本一たい焼き・愛媛松前店」さんですが

会計のおりに目に入った募金箱・・・に書き込まれた九つの手書き文字・・・




                       涙はいつか花になる


勇気を頂いた、九つの手書きの文字でした。

(ありがとうございます。) 心の中で手を合わせました。

=====

あ!
オマケの鯛焼きに加えて小物も頂戴しました! 

「ありがとうございます!」これは大きな声でお伝えをいたしました。

交渉役のKへは、小さな声で「アリガトウ」


サービス・カード

ポイント・カード

ヘルシー豆知識の付いた鯛焼き小物



頂きました~~~












                     《小物のコーナー》



==== ありがとう。 この五文字に感謝合掌。 ====

2011/06/20

映画「星守る犬」を観ました。

■合わせたわけじゃないですが、「父の日」の今日、映画「星守る犬」を観ました。(6/19)

CIMEMAS・シネマサンシャイン衣山で
「おとうさん」と愛犬ハッピー
■アラスジ代わりの引用に今、ググってきたものです。

6/16産経エンタメニュース より


「星守る犬」が公開 「泣ける」コミックを映画化



3年前に発表されるや「とにかく泣ける」と話題になった村上たかし氏(45)のベストセラーコミックを映画化した「星守る犬」が公開されている。人生に挫折した「おとうさん」と愛犬ハッピーとの心温まるロードムービーで、東日本大震災前の東北で縦断ロケを敢行。主演の西田敏行(63)が哀愁ある演技をたっぷり披露している。

北海道の田舎町で、放置自動車から中年男の「おとうさん」(西田)と飼い犬「ハッピー」の死体が発見される。市役所職員の青年(玉山鉄二)は身元確認のため、偶然知り合った少女(川島海荷)とともに「おとうさん」とハッピーの道程をたどっていく。

(以下、略)


=====

■観賞前の知識は、西田さん演じる主人公と愛犬ハッピーの北(帰)行ロードムービーで、その行程に福島いわき市ー岩手遠野市が設定されていると云うことだけでした。

逆説的には、この二点、北(帰)行ロード、福島いわき市ー岩手遠野市のルート設定に惹かれたと云ってイイでしょうか。



こじ付けじゃありませんが

舞台の一ついわき市に 孫の、ゆい、あや姉妹、長男一家が住まいしていることは大きな要因です。
歌曲 北帰行 が高校生時分から好きなこともあります。
遠野物語 に憧れ?郷愁?みたいなものを感じていることも。

いわき市を流れる夏井川に白鳥がもどるころに、いわきへ行こう。出来れば遠野まで足をのばしたい。出来れば中尊寺まで。今年こそはと思っています。


■さて措いて、
映画「星守る犬」エンディング直後の感想?観想は、「苛立ち」。


挿話が多すぎて画面が調和していない。
一枚の写真として涙をさそうシーンはあるんですが、それが繋がらない。
(ぼくの感受性の鈍さかもしれません)

それは盛込み過ぎ(登場人物が多すぎる。無理むだな、結果としてジャマな場面?)、説明過多(説明を意図するとしか思えない、予定調和な科白が多すぎる。)のせいではと思いました。


■いわきの海岸のシーンは、その地への個人的な思い込みはあるにしても、キレイな画だと思いました。
海に向かって佇む「おとうさん」「ハッピー」の背姿には「無言のメッセージ・声」も聴けたようにおもいます。

ハンカヅキで店をたたむ店主が、苛立って声を荒げたことを、「おとうさん」に詫びるシーンに泣けました。
この映画で初めて涙のながれた画面です。
しかしそれは、店主を演じた中村獅童さんの演技への感動だったように思います。


「おとうさん」の財布を盗って逃げた少年が登場するのは、このいわき市の海岸の店です。
パンを万引きしようとした少年を、「おとうさん」が未然に防ぎ一夜の時間を共にします。
事情を訊ねる「おとうさん」に、
それまで貝のようだった少年が一言「じぃちゃんが九州にいる」。
暗示的でドキッとする画面でした。

つぎの展開への期待に手を握りしめました。が、

「おとうさん」の人の好さ(無償の愛の持ち主)を強調するだけの饒舌だけのように思えました。


keyとなる存在の一人の少年だろうと直感したんですが、重要だからこそ、限られた長さのフィルムから捨象することも必要だったのではと、ブログを書きながら思っています。

《原作を未読ですから、wikiから借ります。》


1巻は「星守る犬」とその後日談である「日輪草(ひまわりそう)」の二部構成となっている。
2巻『続・星守る犬』は「双子星」と「一等星」と「星守る犬/エピローグ」からなっている。
星守る犬
2008年8月5日号から8月19日号連載。
「おとうさん」の家に拾われた捨て犬ハッピーの視点で描かれている物語[2]。仕事を失い、病を患い、家族と住む家も失った「おとうさん」(仮名:前田義男[3])が、愛犬ハッピーと共に旅に出て死ぬまでのさまを描いた作品。
日輪草
2009年1月20日号から2月3日号に連載
とある町にケースワーカーとして勤める「奥津京介」が、発見された車の中から見つかったものを手掛かりに車の持ち主を調べようとする話[4][5] 。奥津が過去に飼っていた犬の思い出を交えて描かれている。
双子星
ハッピーの弟犬「チビ」が今まで人に頼る事を拒んできたおばあさん「長野さん」に拾われ、チビの心臓の病の手術・回復と共におばあさんが世間との関わりを取り戻していく物語。
一等星
「おとうさん」から財布を盗んで逃げた少年「川村哲男」の幼少時からおとうさんとの出会い、そして北海道のお祖父ちゃんの家に帰っていく物語。その旅の途中でパグ犬「ハッピー」と出会う。

      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E5%AE%88%E3%82%8B%E7%8A%AC

===

「じぃちゃんが九州にいる」少年は、『一等星』の主人公なんですね。
なら、
『星降るイヌ・一等星』が見たい。
すれ違った「おとうさん」と、彼は何を語ったんだろう。
少年が語るコトバ~無声であっても~を聞きたい。


やはり、本作(西田敏行さん主演)『星守る犬』に登場させるのは欲張りすぎじゃないかと思います。

===

奥津青年が、ワゴンの幻想を追いかけて釣り宿に入って行ったシーン。
かなりな無理を感じました。

女主人を演じる余貴美子さんは好感をもつ俳優のお一人ですが、
(原作は読んでないので脚色かどうかは知りませんが)
旦那に先立たれた女主人にすることが必要だったのかな
奥津青年との、謎めいた会話は必要だったのかな
観想としては過飾じゃないかと感じられました。

===

温水洋一、濱田マリさんご両名が演じる、リサイクルショップ夫妻にも、あれほど饒舌に語らせる必要があったのか

===

三浦正和さんが演じた役にいたっては登場さす意味すら分からない
3枚目の手掛かりの先に、「ラッキー」と記された無住の小屋を配するシーンだけで良かったのではと。

===


その一方で、
もっと語って欲しかったのは、藤達也さんが演じられた「奥津青年の父親がわりのおじいちゃん」

「犬がもの欲しそうに星を見続けている姿から、手に入らないものを求める人のことを指す」


もっと語らせてもらいたかった。


それは、映画『星守る犬・日輪草』を待たねばならないといけないのでしょうけど。


そうすれば
奥津青年の描きかたも変わってきたと思います。


動物虐待の記憶、家族の記憶・・呪縛から脱出する手立て、切っ掛けとしたいとの追跡行だと思うのですが
登場時間の長さほど描けていないのでは。(生意気ですが苛立ちの原因の一番です。)


有給をとって、ちょっと行って来ます。の感じは安易すぎるようで、
同行することとなった若い女性も、登場の理由が解らない


「おじいちゃん」との会話~無声でも~を、もっと聞きたい。


=====



犬も人も、さまざまな犬、人、モノとすれ違い、交叉します。
在るがままに交叉し、すれ違うとき、
無声無音であっても、調和よく響き合うことがあるのではと思います。


収斂さすことに囚われすぎると
声、音が雑音でしかなくなって苛立ったりするのでは・・






思い切ることの不十分さ、詰め込み過ぎが、本作品観賞後の苛立ちの一因じゃないかな、と云うのが今日のところの感想です。


原作読んで、また書けたらと思います。


(6/20)
======
(感想いろいろ)



映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
http://cinemassimo.livedoor.biz/archives/51742330.html



【映画】星守る犬/普通の日々
http://blogs.yahoo.co.jp/kuho30/62909097.html

星守る犬/ぴあ映画生活

===

☆映画監督は稲本響さんで、
弟の渡さんが、ブログに書かれています。


稲本 渡 オフィ・ブログ 「 Air 」
http://wataru-inamoto.blog.so-net.ne.jp/







2011/06/19

桜桃 

5/18撮影


6/19すこし読んでみた

太宰治 桜桃

ツマグロヒョウモン (チョウチョ2)

ツマグロヒョウモンの♀ですね。
好きな蝶です(^з^)-☆

mixiアルバムにアップしてた写真に、コメントもらいました(^^)/

ブログ(チョウチョ1)に、「アカタテハかな?」と書いてしまったので
もう一度、「チョウの画像集」 ータテハチョウ科ーを繰ってみましたが、にわかに区別判断がつきません(笑)

いろいろ写真をググって、「ツマグロヒョウモンで間違いない。」
と書くと昆虫ジィちゃん風ですが、気になったのは > 「♀」

(メスがこんなのなら、♂はさぞかし)
クジャク、雉、アオ首(カモ)、、、
女性には不興を買うかもしれませんが、♀よりもオスの姿態のほうが美しい~

結論を申せば
ツマグロヒョウモン♂は、ただのヒョウ柄。関西の奥さまに敵いません(笑)

===本題は以下


ツマグロヒョウモン


■全体に鮮やかで目立つ色合いだが、これは有毒のチョウ・カバマダラ擬態しているとされ、優雅にひらひらと舞う飛び方も同種に似る。ただしカバマダラは日本では迷蝶であり、まれに飛来して偶発的に繁殖するだけである。南西諸島ではその出現はまれでないが、本土では非常に珍しい。つまり、日本国内においては擬態のモデル種と常に一緒に見られる場所はなく、擬態として機能していない可能性がある。


■日本では南西諸島九州四国本州南西部で見られる。本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県新潟県の平野部で観察されるようになった。2002年には北関東でも目撃報告がある。2006年現在、北関東でもほぼ定着し、普通種になりつつある。


ウィキより  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%B3  



■ツマグロヒョウモンは、ひらけた草地などを好みます。主に西日本に分布していますが、近年関東地方などでも見られます。メスの前ばねの先にある黒い部分が特徴で、名前の由来にもなっています。これは毒をもつカバマダラに似せていると考えられています。幼虫はスミレ科の植物を食べ、市街地では植えられたパンジーの葉も食べています。幼虫は黒い体に赤い線が入り、長いトゲでおおわれています。さなぎはトゲのようなものが並んでいます。そのいくつかは金属のように光っています。
環境省・いきものみっけ より


■擬態(ぎたい)Mimicry:ある生物が、その生物以外の生物、または環境に体の色や形を似せることによって、生存率を上げる方法の一つ。昆虫類は、特に発展しており、良く研究の対象とされる。環境にとけ込む隠蔽型、天敵を錯乱させる眼状紋、毒虫などのまねをするベイツ型、毒虫同士でまねをするミュラー型がある。 →蝶の生態

ぷてろんワールド 蝶の百科ホームページ より
http://www.pteron-world.com/index.html







Posted by Picasa

2011/06/18

チョウチョ(蝶) 1章

■60才を過ぎたいまでも、蝶の舞う姿、草花に羽を休める姿に出合うと、思わず「チョウチョ!」と胸騒ぎみたいなものを感じます。

「蝶々」の読みは「ちょうちょう」ですが、その音感から浮かぶのは蝶々夫人で、「ちょう」となると別世界となってきます(笑)
冗句は措いて、幼いころから「チョウチョ」と呼び慣れているということ。

きょうは、午後の散歩に常と違ってカメラに望遠をセットして出掛けたのは、急速に天気が回復して、チョウチョを撮りたいと思ったからなんです」。

幼いころに、昆虫採集に熱中した記憶はないし、
むしろ、ピンで止められた標本類には嫌悪、恐怖感をもっていたように思うのですが。
それが何故今日、「チョウチョが撮りたい」と思ったのか。

(カメラ写真も、早期リタイアの無聊慰めに子に勧めれて4年目になりますが、目の前にチョウチョを見つけたときシャッターを押したんだな、と言う程度です。)


■写真に撮ることができたなかから何枚かを

モンキチョウ(紋黄蝶) 紋白蝶と並んで幼いころから名前を知っているチョウチョです。


ひらひらと舞って、花を渡っていますが、舞う姿は追い切れません。
望遠レンズですからなおのことで、花に焦点を合わせて待つだけです。





アカタテハ(? 図鑑を見ても解らない、区別がつかない・笑












「チョウの画像集」 
を捲って、タテハチョウの仲間かな・・これくらいしか知識はありません。







アゲハ  そんな知識ですが、アゲハは一見してそれと解るチョウチョのひとつです。











急上昇、急降下の舞いは捉えること叶わずでした。常のことですが(笑)


モンシロチョウ(紋白蝶)  あっ、モンシロ!とシャッターしましたが大ブレでした(笑)



よ~っし!とカメラを持ち直したとき姿は見えませんでした。


「チョウチョを追い続けたい。」

そう思いました。
写真撮影のテーマ(対象)と云う意味ではありません。

具体的に、


夢見るじぃちゃん (雨の日のチョウチョ)】

5/14付・mixi日記のタイトルで
内容は、『雨の日のチョウチョ』~絵本~のラフ原稿です。

推敲しなくっちゃと思いながら、もう1か月以上放りっ放しです。
あきらめて放擲したのじゃありません。
理由は、こうだと思います。

なぜタイトルが『雨の日のチョウチョ』なのかが、作者たるボク自身が明確にできてないことに尽きます。
何を書こうとしているのか、書きたいのかが作者自身が分かっていないと云うのでは・・自己弁解的には、書いて破り、破いて書いていたら少しづつ分かって来るさ。と云う理屈めいたものは用意してましたが、一歩も動けないままです。

この状況を破るために、ボクのチョウチョを追い続けたい。
こう思ったんです。

その一歩目として書いたブログです。
一歩目としたいです。

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(かがくのとも 2011年3月号)

ちいさないきもの むし
かがくのとも
虫が一生に食べる葉の量や、花の蜜はどのくらいでしょう。キャベツ半分くらい? コップ一杯くらい? いいえ、それよりも少ないのです。経済的にゆたかな人は、いかに食べ過ぎないかを課題にします。では虫はどうでしょうか。太った蝶やバッタはいるのでしょうか。……子どもたちが日頃親しんでいる虫たちが、小さなからだで実現している大きな働きを、ひとつひとつ見ていきましょう。
定価410円(本体価格390円)

ページ数:
28
サイズ:
25X23cm
初版年月日:
2011年03月01日
1_12_13_1
1_2対象年齢5才~6才向き3_2
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◎バックナンバーは、ホームページからの購入ができませんので、おそれいりますが、お近くの書店か、福音館書店MO係TEL03-3262-1642に直接ご注文ください。




折り込みふろく「かがくの友のとも」巻頭に作者のことばがあり、
得田之久さんが『青い蝶の幽霊』と題されて一文を寄せてもらっています。

得田さんは、昆虫の絵本作家として著名のかた。
(わたしは、読み聞かせに加えてもらって初めて識りました。したがって作品を読んだのもこれが初めてです。)

出版社の企画も5~6才向けの月刊誌「かがくのとも」。
文章から作者の虫に対する想いを汲み取ることは困難かもしれませんが、自然の一部として生きる「むし」たちへの慈しみの視線、、思いが伝わってきます。

この視線、思いの源泉は何なんだろう。

作者紹介の記事には、「昆虫少年として年少期を過ごし・・」とありますが、その事だけとは思えません。
それならば、チョウチョの名前もおぼつかなく、標本のたぐいに恐怖した私に「雨の日のチョウチョ」が書けようはなくなってしまいます(笑)。



『青い蝶の幽霊』

この表題にすべてが込められているように感じました。
直截的には、自然に対抗するがごときニンゲンの驕りに対する反発、反省が原点にあるように思えました。
それと、けっして忘れてはいけないと自分ご自身に問い詰めるモノを内在させている緊張感のようなものを感じることが出来ました。

締めの文章だけ転記させてもらいます。

でも、あの時雑沓の中で青い蝶に気がついたのは、僕と見知らぬ一人の少年だけでした。


==☂

「みさし

雨の日のチョウチョは、葉かげで雨のあがるのをまつんだ。上がるまで待つんだ。」

チョウタの声が届いたように思う。