ページ

2011/07/27

子ども時代(煙火のむこうを見つめ続けたい)

■「昭和子ども図鑑」

公民館のお話会へ、降車した伊予鉄梅津寺駅にポスターが掲示されてました。

������������������9�4��</p><p>�:���歴�����館(西�����)</p><p>��第��代���������(... on Twitpic

こんなtweetを。

「昭和子ども図鑑」が開催されてます〜9月4日迄 於:愛媛県歴史文化博物館(西予市宇和町) 団塊第一世代としては見逃せない(... on Twitpic

ポスターを覗くと、そこは昭和30年代の世界です。

ところで、運賃は概ね、大人(中学生以上)、小人(小学生)、幼児(未就学)に区分されているようですから、子ども時代とは小学生の時代と言ってよいでしょうか。
とすれば、団塊第一世代(ちなみに私はS24.1生)が新昭和生まれ最初の小学生(子ども)となります。
まさに、団塊第一世代の子ども時代の世界が綺羅星の如く輝き展開されているのでしょうね。
もちろん、その時代に戻ることはできませんが、大切な忘れ物を思い出すことができるような、そんな思いが(^^)

詳しくは>愛媛県歴史文化博物館 特別展「昭和子ども図鑑」 


■夏休み子ども教室


公民館の玄関に























会場に入ると、黒板に


1 「ハルばぁちゃんの手」  えほん

2 「まさかさかさま」  かみしばい


絵を逆さまにしたら、そこにまた別の絵が!


食い入るように見つめる眼

「あっ、一寸法師になったよ!」歓声もあがる。

3 ゲーム

    
さぁ、みんな立ちあがって1,2,3,4-



さいしょはギコチナイ動きにリズムが加わる。子どもは柔軟

はい、キ・ツ・ネ 3にん~ 3人が手を繋ぐ
はい、こんどは・・・ 5に~ん  5人が手を繋いで
そこに新しい世界(グループ)が見える

4  3Dで見てみよう


さぁ、立体的に見えてくるかな~


みんな一生懸命。かぁさんも!(笑)

視力改善にも効果があるようで、
近眼乱視に老眼の進む私も早速にです(^O^)

5  こうさく

これは何だろう?何に見える?


材料は紙コップ一個とストローが一本
鋏をいれるのも自由
色の各種揃ったマーカーは現代風(笑)

(自由に何かを見つけて)

なに?

   
一心不乱


一心不乱


見せて~


オイラはオイラ色

  
できたよ~♪



絵本読み聞かせの写真?

はい、私が担当させてもらったもので(笑)
実は撮影してもらったのがあるようなので、メールが着いたらアップいたします!(^^)/


彩色のない絵本
筋立ても戦争戦後時代の女の一生もの
お母さんの参加もあって50名を越える聴衆をまえに
どんな語りができたか、汗顔するところばかりですが

読み終えたとき、全員の方と目が合った。
そんな感じがしたのだけど。

年齢を越えて、子ども時代を共有できた。
そう思いたい。


あしたは、亡父の新盆で宇和島へ。





煙火のむこうに


見える


見える


煙火のむこうを見つめ続けたい

2011/07/26

夏祭・花火 (盛夏に秋が孕む)

うわじま牛鬼まつり・花火大会(2011.07.23)

高校卒業以来だから45年ぶり

春の花見に声を掛けてくれたHから夏は花火だと聞いていて
(何時かな?)と、フト思い出したとき電話があった。
「23日だぞ。」
(うれしい)
6時ころから飲み初めて8時半からの打ち上げ花火を観賞するとのことだが
春と同じく、準備から参加させてもらった。
4月10日は桜の最期の時季だった。
きょうは盛夏の潮風を受けて野菜に包丁をいれた。

煙火の音が遠くで木霊するように響いた。

それに何かが共鳴する。
"想い出"とか・・そんな感傷ではないが、なにかが共鳴する。
足音かもしれない。


三々五々と集まる人数が増すごとに夜の帳も下りてきて打ち上げが始った。


実を言うと、虚空に咲く徒花って感じがして花火あまり好きでない。
はかなく散る桜花もそうだ。
儚すぎる・・・・・

この45年の間、私は、桜を、そして花火を憎んでいたのかもしれない。
いや、憎もうとしていたのかも・・・





足音が響いた。
わたしの足音だ。
儚くてイイじゃないか。
これは誰のものでもない、わたしの足音だ。

盛夏は秋を孕んでいる。


フィナーレの夜空にそう思った。



2011/07/13

がんばっていきまっしょい!

7時23分発の高浜行き電車は通学生が大勢います。
沿線の高校に通う制服姿はいろいろですが、きょうは見慣れない制服が目立ちました。
梅津寺駅に降りるときは、ほとんど乗客の姿が見られなくのが常なんですが、きょうは、その目新しい制服の一団が降車してきました。

■がんばっていきまっしょい!

読み聞かせのあとザワメキのほうへ行ってみると、さらに人数を増していました。




松山東高校の競艇(ボート)大会でした。


松山東高校のボートと言えば、『がんばっていきまっしょい』 と言う小説があり映画化されたことがありました。


『がんばっていきまっしょい』は、敷村良子による小説、およびそれを原作とした映画テレビドラマである。
愛媛松山の高校を舞台に、ボート部の活動に打ち込む5人の女子高校生たちの姿を描いた物語。
タイトルの「がんばっていきまっしょい」は、敷村の母校である愛媛県立松山東高等学校で1960年代前半ごろから使われている「気合入れ」の掛け声で、入学式や体育の授業前のランニング時に実際に使用されている。ラグビー部顧問だった教諭が、学校に一体感を作るべく考え出した掛け声だという。

伊予に生まれ育った私ですが、耳にすることのない掛け声です。
と言うより、「がんばっていきまっしょい」なんて伊予弁じゃないと云う声のほうが大きかった憶えがありますが、朝の9時前にかかわらず焼けた砂浜のあちこちに「がんばっていきまっしょい」の声があふれているように思えました。




■蓮初めて花開く


ボート大会の観覧はあきらめて家に帰り着いたら、水鉢のスイレンが花を咲かせていました。
きょうは小暑の次候「蓮初めて花開く」です。

ことし3つ目の開花ですが、
おっ、がんばってるな。
目を奪われました。

(咲いてくれてアリガトウ)



■トマもデラもがんばってる!

トマが実をたくさんつけてくれてます。
色付きが心配なところもありますが、青い香りを発散させながら自然の恵みを発色させようと頑張ってくれています。

発芽のときに間引きした「緑トマ」にも実が付いていました。


デラも、がんばってます。






















■みんな頑張ってる!


きょうは、1学期最後の「読み聞かせ」でした。
『としょかんライオン』を4年生と読みました。

物語は、こう締められています。

 たまには、ちゃんとしたわけがあって、
きまりをまもれないことだって あるんですね。
 いくら としょかんのきまりでもね。


早口になりがちな読み語りに、机を抱くようにして身を乗り出して聴いてくれた児の眼が潤んでいました。

(ありがとう。)
目頭があつくなりました。




ちゃんとしたわけ


きまりごと


ありがとう


「共生のよろこび」を鍵に考えて行きたいと思います。




がんばって いきまっしょい!

2011/07/11

《久しぶりの宇和島商店街土曜夜市》 夢に向かって一歩一歩。



スペース ゆう:宇和島商店街土曜夜市 2011’初日よりポスター写真を拝借。
今年残すところ、7月16日(土)です! 宇和島商店街へ!!

==☆==

■7月9日(土)、亡父の新盆のことで鬼北町の奈良山等妙寺 さんへ。 (リンクを貼ったのは息子へmisasi家の菩提寺を書き記しておきたいためです・笑)

”お施餓鬼”、”お船流し”、”とぼしあげ”のことなどを教えていただいて、
家への途中、商店街土曜夜市へ寄ってみました。久しぶりです。


若者はやはりモダンです。(当然です!笑)


納涼茶会も催されてました。


可愛いっす!








■じつは、ヒョットコのお面を探してたんです。

この27日に、「読み聞かせ」をさせてもらっている小学校区の「公民館お話会」で絵本を読むことになって、子どもさんの関心を引くのにヒョットコのお面を被って登場してみようかと思ったのですが、陳列のお面をみると子供の歓心はヒョットコさんにはないようです(笑)

唯ちゃんお気に入りのアンパンマンのお面が家に飾ってあるので、それを被ってみようと思います。

読むのは、冒険かもしれないけど『ハルばぁちゃんの手』 にしますと連絡済みです。

手が語る人の一生、手が描く人の一生




「良ければ『ハルばぁちゃんの手』を読ませてください。
チャレンジ~チャンです」
照れ隠しに、こんなメールを入れましたが、いま子供たちと一番読んでみたい絵本なんです。

この5月に帰松した唯ちゃんが、「これ読みます。」と何度も取り上げた何冊かのなかのひとつです。
彩色のない鉛筆画が何かを訴えたのだと思うのですが
4才の心に印象されたものは何なんだろう・・

泣かない様に読み切るために、もっと音読しなくてはいけないな・・

こんなことを思いながら、久しぶりの宇和島土曜夜市を楽しみました。



耐える 生き抜く



夢に向かって 一歩 一歩。

2011/07/03

『松山には うまいもんが ようけ あるけんね』 絵と物語る

H23.3.4読書推進研修会(松山)
著名な絵本作家、長谷川義史さんが講演の際に描かれたモノです。

聴衆は松山市PTA連合会の図書推進委員さん(大半が女性だと思います。)のトークライブでしょうか。

先日、この絵を見る機会があって、見ていたら、いろんなことが浮かんできました。
わたしは参加してませんから、まったくの空想です。


「松山の美味い物を教えてくれませんか?」
たぶんこんな、長谷川さんの声掛けで研修会の雰囲気は一変したんじゃないでしょうか。
講演会における語り手、聞き手に分かれた一方向の関係が、語り合う場になるのですから。


■甘味

横書きになってますから、「ぼっちゃんだんご」「タルト」「しょうゆもち」と続いたんでしょうか。
まさに松山の三大銘菓ですね。
辛党にして、甘味好きなわたしにも目がない品々です(笑)。

なかでも「ぼっちゃんだんご」には思い入れがあります。
「タルト」「しょうゆもち」は、育った南予の田舎でも作られていたこともありますが、なんと言っても
親父の松山土産の定番であったことが大きいのかも知れません。
62歳になったいまでも、「松山の甘味」と問われれば「坊っちゃん団子」が浮かんできます(笑)。



■てんぷら

4品目に「じゃこてん」
すこし会場がざわついたかも。
(じゃこてんは松山じゃないでしょ。)
(なら、甘味でシグレも。 あら、善助餅だって。大番もー
(いまはジャコカツよ。)  喧々諤々・笑・

そう云えば、「じゃこてん」の「じゃ」の字が上書き訂正されているみたいですが・・「ひらてん」?
画はさらに謎深いですね!(笑)

「まぁいいから、いいから」と納められたのかもしれません(笑)

しかし、わたしには
「てんぷら」と言えば、それが「じゃこてん」なのです。
声高に主張はいたしませんが、意気・言葉の通ずる仲間は欲しいですね(^^)/


俗語に、「データがテンプラになった」とか「テンプラ紳士」とかありますが、
そんな テンプラな言葉 は御免蒙りたいです(笑)。



■安全神話

蛇口を捻ればポンジュースがジュー(笑)



数年前のことだったと記憶してますが、いまも語られると云うことを肯定的に捉えてよいかどうか、考えないといけないかもしれません。

安全神話も然り。
その前提には、ヒトの驕りと云う脆弱さの潜むことを認識すべきじゃないかと思ったりします。


■手振り身振り

「たいめし」「かつおのたたき」と来て、イラストが手振りの表情になって興味深い!

大きく手を拡げて歓迎歓待の気持ちをあらわすことはありますが、「たいめし」のイラストは趣が違います・・もしや、

"炊きこみ派"と"刺身派"の論争勃発!!(笑)

ま、これは好みの問題。
わたしは、両方とも好物です。
ただし、炊きこみの方を鯛メシとは呼びたくないですが(笑)


そして、「かつおのたたき」のイラストは好みが一致の握手でしょうか、目出度しです(^^)/


とあれ、手振り身振りの感情表現の妙を教えてくれる絵ですね。
言葉発声以上の発信力があるのかも。
受信力もあわせて鍛えなければなりません。



■なにいーよん

これは心配~

「なにいーよん」は、「何を言うの」のことでしょうから、
もしや論争がさらにエスカレートして、手を振りかざし乱闘?!

でも、イラストの手は下げられている・・

あ、そうか
《感情の昂りで振りかざした手は下ろさないとダメですよ。》

こう言うことでしょうか(笑)。

とあれ、感情に走った言葉はダメですよね。それは断絶でしかないですから。



■ようけ

『松山には うまいもんが ようけ あるけんね』
「ようけ」が書き換えられています。

墨で塗られているので元の文字が解りませんが、「ようけ」は沢山、いっぱいの方言ですから、それらの文字か、あるいは「ぎょうさん」だったかも。

意味が通じたら問題はないんでしょうけど、墨塗りは如何なものかと。

塗りつぶし糊塗することはダメですよね。
過去は消えませんし、消しちゃいけません(^^)

間違うから次のステップがあるんでしょうから、「ようけ」間違って「ぎょうさん」ステップ踏みましょう!




■■甘味・苦味


坊っちゃん団子




甘味に疲れを癒した日があれば、それを苦く感じたときも



親父の新盆には

とぼしはじめ 7/28
とぼしあげ    8/28

















■■一枚の絵が、ようけ、ぎょうさん物語ってくれました(^^)





2011/07/01

《ニオイバンマツリ》

撮影・'11.5.13
5月の中旬ころになると紫花と白花が同時に付く木が、ご近所に二本あります。
樹高は2mほど。
もう何年も、名前も知らないままに散歩の道すがら眺めながて過ごしていました。

昨年のことですが、mixiでのお知り合いの日記で、これによく似た姿の写真を見ました。
「うつぎ」の花でしょうとのレスを見て、別名「卯の花」。漢字には「空木」があてられることを知って、物知りげなことをコメントしたことがあります。

なにか気がかりにイガっぽく残ったのは、記憶にある「卯の花」とはイメージが違うためだったのですが、また花の時季になったら訊ねてみようと時を過ごしました。

撮影をした5月15日。

その花が咲く一軒目のおばぁさんに出会いました。
おばぁさんとは、犬の散歩でよく顔を合わすお馴染みさん。
わたしのことを、「モモちゃんのお父さん」と今でも亡くなった犬の名で呼んでくれます。
わたしも彼女の苗字も存じませんが、おなじく愛犬の名から、ケンちゃんのバァちゃんと覚えています。



花木の名を訊ねましたが
「知らんのよ。こんな小さいのを挿し木にしとったらこんなになったんよ」との事でした。



数日後、もう一軒のご主人と会ったので訊ねてみると
「あぁ、ワシは何もわからん。ばぁちゃんなら知っとるかも。」



そのまま一月半が過ぎた今日、
「ことしも咲いてくれました」と紫花白花の写真がアップされました。
前述のミク友さんです。

(7/1)

近所の似た花はもう花期を過ぎていますが、葉っぱの形でも見比べようかと出掛けてみたら、ちょうど「知っとるかものバアチャン」が居られたので声を掛けてみました。
もちろん、おばぁちゃんとは呼べませんが(笑)

「ニオイバンマツリと聞いたけど、ようは知らん。」と応えてもらいました。


ニオイバンマツリ をググってみたら次の記事に出合えました。

ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)は、青紫花と白花が一本の木に咲いているように見える ナス目ナス科ブルンフェルシア属の半耐寒性常緑低木です。 2色の花が混合しているように見えますが、実際は、最初に青紫色の花が1日~2日経つにつれ白色に変わるからです。白くなった花は、その後、落花します。花(花冠)は5裂します。葉は緑色で、楕円形をしています。



花色は、咲き始めが紫で、時間とともに白色へと変化します。
紫花と白花が、同時に同じ木に付くことになります。




一般名:ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)
学名:Brunfelsia australis(ブルンフェルシア・アウストラリス)
別名:バンマツリ(蕃茉莉)、ブルンフェルシア(Brunfelsia)、yesterday-today-and-tomorrow
分類名:植物界被子植物門双子葉植物網ナス目ナス科ブルンフェルシア属
原産地:ブラジルやパラグアイ、アルゼンチンなどの熱帯アメリカ
草丈:30~350cn 開花期:4~8月 花色:青紫~白に変化 花径:3~4cm  葉長:4~12cm



写真だけでは容易に判断はしかねますが、
紫花と白花が同時に同じ木につくこと
最初は紫色に咲いて、それが白く変わっていって落花すること
この記述から、ご近所の花木が匂蕃茉莉(ニオイバンマツリ)」であるのは間違いないようです。



ところで、
ミク友さんが今日アップされた写真の花木が、この匂蕃茉莉なのかどうか
写真だけでは、やはりよく解りませんが、




「ニオイバンマツリは、蕃(外国)からやって来た茉莉のような芳しい匂いの花のことだそうですよ。」
こんな声掛けが出来る日が来たら楽しいだろうな、
フッと思う午後のひと時でした。


雨のあがった庭のハーブに、シジミ蝶~(^^)







”声掛け”って大切ですね。