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2012/09/28

「十三夜」月

今夜の月は「十三夜」(月齢12)

18時過ぎ南東の夕間暮れの空に昇って来てました。
庭で水遣りをしながら撮った画像



今夜が十三夜だから明後日が「十五夜(望)」

十三夜、十五夜。旧暦による月の通称です。
旧暦は陰暦ですから当然と言えば当然ですが、月(moon)の運行を観察して出来た暦ですから月(month)に一度は満月、十三夜もあります。

時差で月(month)に二度ある満月はBlueMoonと愛でられますが、閏月もある陰暦にゆったりとした優しさを感じたりします。

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十五夜と十三夜

ところで月に一度ある十五夜。
9月30日のそれは、「中秋の名月」と愛でられ、観月会が催されたりします。

年に一度です。
これは農事と密接不可分なんでしょうね。「実りの秋」に、芋を煮て労を癒す。こんな感じでしょうか。


なら、今日の十三夜は・・
ググってみたら、年に一度の十三夜の観月があるみたいです。
これは、秋の収穫をひと段落つけた農人、耕人の感謝祭の色合いが強いように感じます。


旧暦九月十三日がそれにあたるそうです。
ちなみに旧暦八月十五日が中秋の名月。


■十三夜
 日本では、古くから秋の名月を鑑賞する「お月見」の風習があります。お月見というと旧暦八月十五日の十五夜がもっとも有名ですが、日本では古来もうひとつ旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじていました。
 中秋の名月(十五夜)はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものですが、この十三夜の月見は日本独特の風習だそうで、一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。
 一般に十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていました。これは十五夜だけでは、「片月見」といって嫌われていたからです。
 十五夜はサトイモなどを供えることが多いため「芋名月」と呼ばれていますが、十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。これはお供えとして栗や豆を、神棚などに供えるからだそうです。中秋の名月の後なので、「後の月」と言われたり、「小麦の名月」と呼ぶ地方もあります。これは旧暦九月十三日の晩のお天気で、翌年の小麦の豊作、凶作を占う習慣から来ています。
 十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もあります。


http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/13.htm より




十三夜、もっと愛でたいと思います。


2012/09/27

『お月さま』


今夜もお月さまが綺麗です。
南天に輝いてます。今夜の月は月齢11の宵月、明日が十三夜。
そして小望月。そして十五夜(望)。
人が月を見上げて指を折って数えるのも、その時の姿を情緒豊かな通称で愛でるのも
お月さまが優しいから
お月さまなら私(ボク)の話を聴いてくれる・・願いを聴いてくれる
願いを叶えるのは私(ボク)自身だけれど、お月さまは優しく見守っていてくれる

'12.09.27 18:10 魚成misasi畑を照らすお月さま

2012/09/21

薹が立つ【トウガタツ】


薹が立つ【トウガタツ】


 野菜などの花茎が伸びてかたくなり、食用に適する時期を過ぎる。
 盛りが過ぎる。年ごろが過ぎる。「新人というには―・っている」

どうやらネガティブな形容のようですが・・

画像は9月20日のセイソ(青紫蘇)
花が咲いて、実も着いています。
これは、(とう)のたつ初期の状態のようです。

もう暫くすると青い実だけになり、暫くすると実が弾けますが、そうなると「薹が立ち過ぎた」(これは余談・笑)


この薹の立つ初期が実も採りやすくて、味も良いのだそうです。
だからと言うのではないでしょうが、紋白蝶が舞ってました♪


薹が立つのもネガティブだけじゃない

むしろ、新たな展開へのターニングポイントとポジに捉えるのも大切かな・・

薹が立ったmisasi は思うのです^^

2012/09/20

二番穂

自宅の付近には田圃があります。

作業は機械化されていて稲木にイネを干す稲架の光景を見れないのは寂しいですが、田おこし、田植え、そして生長していく稲の姿を近くに見ることが出来るのは嬉しいことです。

二番穂



稲木越しに、温かい”おこんま”の光景を見つめていた記憶が原風景にありますが、二番穂の呼称は先日、Tacebookで知り合った大切な友人の記事で初めて知りました。中学生の娘さんが実りを刈って精米二升の米を搗いたことも記されていました。
そこには確かな知恵、温かい命の伝承を見る想いがありました。



きょう。
なんども見かけたことのある田の光景を、
二番穂の生長する田の光景を写真に撮りました。






稲の二番穂について

・・刈り取られたイネの株から新たなイネの葉が芽吹いてだんだん大きくなっています。イネは栽培品種としては1シーズンで刈り取ってしまうため、春に芽を出し秋に枯れる一年生植物のように思われますが、もともとは熱帯地方で何年も枯れずに生きる多年生の植物であるため、刈り取られてもまた株から芽が出て再び成長を始める性質があるそうです。
このように一度刈り取りが済んだ株から出てくるイネを「二番穂」と呼び、秋に温暖な天候に恵まれれば再び稲穂を実らせ、そのお米を食べることもできるそうで、味や食感は劣りますが昔はそれが庶民の大切な食料になっていたとのこと。





2012/09/07

花海棠(はなかいどう)に新芽!! 芽が出たぞうー(^^)/ ・・ウン?

8/31に宇和島の庭から松山に移植した花海棠(はなかいどう)

       花海棠に新芽が!!



8/31
庭から鉢植えへ
恐る恐るハサミを入れたものでした


これはホントに ”めでたいこと” とニンマリしました^^

芽が出た、おめでたい、、お芽出度い?

「おめでとうございます」

賀状などで「お芽出度うございます」「お目出度うございます」の表記を見かけることも多い。

感覚的に合わない、そんな理由で私は仮名で書くのを常にしているのですが



芽が出た!⇒ うれしい!おめでたい!! ⇒お芽出度い  あるのかな~♪

そんな感じもしたのでした(笑)

それじゃ
目が出る、のはどんな状態かな・・ )・・・吃驚(びっくり びっくりするほど おめでたい?
よう解らない(笑)

いやいや若しかして

目が飛び出るほどの麗しさ なのかもしれない((笑))





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広辞苑より。

おめでとう (オメデタクの音便。下の「ございます」「存じます」の略された形。「御目出度」「御芽出度」は当て字)慶事・祝事・新年などを祝う挨拶の言葉。「あけましてーございます」




2012/09/06

農人メモ【キャベツ】【苦瓜種】

9/2に、大根と蕪の蒔種。

管理機を5回走らせて可なり土を起こせた気になっていたが、小石が多くて畝立てには難渋する。
小石の多さより幅60cmが難儀、かまぼこ状に土を盛ることが出来なかった。

7,8mの畝立て一筋で初日(9/1)は終わる。

細粒の種を一条に蒔くのも意外に難しい。
大根は一袋を蒔き散らした感じになってしまった。

間引きを丁寧にやらんといけない。※蒔種後、10日~2週間。

■保温、保護に『籾殻を被せる』と良いと聞いた。ナーサリーに行ったが入手できず。



【キャベツ】

キャベツの種も直播きするつもりだったが、ポットで育苗して移植するように教えてもらう。

ナーサリーで入手した、ポットと培養土。



裏面の説明とおりに






要管理!

※参考 > http://www.ja-nishikasugai.com/green/saien/kyabetsu/kyabetsu.htm
(家庭菜園)



【キャベツの種】



【乾燥中の 苦瓜の種】 

9/2より5日目。

だいぶ乾いてきた感じ。
ツヤツヤが無くなってきたと思う。

このあと、赤いゼリー状を流し出して種を産むと言う。

9/2

2012/09/04

誕生日おめでとう 「サツマイモの詩」

'12.09.04は、Mくんの30歳の誕生日。
”おめでとう!” (なにが? なんて言わないで・笑


9月は実りの秋
サツマイモは代表選手の味だが
この詩画は何回目の誕生日ころだったかな


母さんは 「3年生ころじゃなかった?」

(この色使い、筆の運び・・ )「大学なんて書いてるよ。もう少し上じゃないかい?」

「この色使い、筆の運び・・は ボク似じゃろか?」

母さん 「わたしに似たんです!」 


こんな会話を繰り返す母、父です(笑)


■この6月から魚成の畑を借りて月に2,3回・・4日ほど(あやふや・笑)鍬を振って、草をむしっている。

最初にサツマイモの苗を植えたのは、
この詩画がずっと心に焼き付いている所為かも知れないな

母さんが論争(笑)に終止符をうつ決め台詞はこうだ
    「”お母さんが作った大学いも” って書いてるでしょ!」



これには二の句を告げない((笑))


■'12.06.23 50本の苗を植えた。難儀難儀だ(笑)



■9/2には、こんなに育ってたぞ♪





毎日が誕生日・・ そんな感じがしないか

そう、”毎日が誕生日”

一日一日を好い日に!

朝に、おめでとう!

夕に、ありがとう!

ぶきっちょう” にやって行こうぜ


昨夜、久しぶりに聴いて呑んだ。
あ、呑むのは毎夜だがな(笑)

2012/09/02

「カワウソの瓦』 ニホンカワウソは絶滅したの?


先日、【ニホンカワウソ】の絶滅が宣言されました。30有余年、生体が確認されていないのがその理由・・。
たかだか30年で。人の目につかないだけさ・・。かつては共生していたものを、隠れざるを得なくしたのは誰の所為じゃいなどとも(笑)
身近(共生)と言えば、田舎の高鴨神社(鬼北町出目)に「カワウソの瓦」がある。それほどに身近なカワウソ・・・と、写真を繰りましたが発見できず。デジタル写真の弊害!と怒ってもダメ(笑)なので今日、寄って来ました。

なにか気の利いたコメント付けたいものよと、「カワウソの瓦」とググったらドンぴたりと

大本敬久さんのブログにヒット。
『 かわうそが水辺の生き物なので、 火災除けを祈願したものと思われます。』

高鴨神社はS10ころ社殿を焼失し再建されたそうですが、まさに火災除けを祈願した「カワウソの瓦」なんだ!



高鴨神社は西へ流れてきた広見川が大きく東へ流れを変える地点にありますが、境内にも流音が届きます。




流れを見つめながら川端から、あの愛くるしい貌が覗いているのが見えたような・・。
そして思いました。

「ニホンカワウソは絶滅なんかしていない。
人の前から姿を消した(隠した)だけ。
そうさせたのは・・ぼくたち人間・・かもしれない」


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写真アルバム > 

(整理中)

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地図

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2012/09/01

農人メモ【秋蒔き 冬大根】

http://www.potatofarm.net/konsai-Japanese-whiteradish.html より

・菜園の準備
土を20~30cmの深さに丁寧に耕します。
このとき、土のかたまりや小石、ごみなどを取り除きましょう。
根がまっすぐに伸びていくのに土のかたまりや石ころなどがあると、
根が二股に分かれてしまい、1本根の立派な大根にはなりません。

まき溝の真下には元肥を施さないようにします。 
種をまく1週間くらい前に、あらかじめ土を中和させておきましょう。

次に、種まきの溝を作ります。深さ3~4cmに掘り上げ、溝に20~30cmおきに 元肥として化学肥料を一握り(約20g)ずつ入れていきます。

畝はあまり高いと土が乾き過ぎて虫がつきやすくなります。 一般的には、彫り上げた土をまき溝に戻し、やや盛り上げる程度(2~3cm)にします。 畝幅は、60~70cmにします。

・種まき
ダイコンは発芽しやすい秋に、 きめの細かくやわらかい土に1㎝間隔の筋蒔きにします。

ごく薄く土をかけ、水を与えると4~5日で発芽します。
発芽して10~15日ごろ、本葉1~2枚になったときに1回目の間引きをします。 込み合ったところを間引いて、1箇所に3~4株を残し、追肥と土寄せをしておきます。

本葉が3~4枚になったら2回目の間引きをして追肥、 土を寄せ、生育中はたっぷりの水を与えます。
本葉5~6枚くらいで、1箇所に1株を残し定着させます。