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2013/03/05

【朝になったので窓をあけて 3月5日 啓蟄

今日は旧暦の二月節、二十四節気の啓蟄

7時過ぎ
電線に留まっているのは、ヒヨ?モズ?
日の昇るとともに小鳥の囀りが二重三重にかさなりあう。
それが、地表に蠢き始めた地虫を狙ったものであるなら、まさに啓蟄の朝の景に相応しいが^^

 《こよみのページ 「二十四節気とは」》には次のようにあります。(アンダーライン引用者)



陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)

啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。
実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である

       

■花期が過ぎたら鋏をいれて年を越すアジサイは枯れ木の様になるが、若葉が萌え始めてます。


■チューリップは、まさに燃えてるようです(^O^)

■ゆすらんめ  薄緑色の芽吹き (白い小花が咲きます)

幼いころ、赤い実(果実)と言えば、表皮がザラっとした長円形のグユミ
小振りで真丸な球形の表皮はツルっとした感じのユスランメ
サンクランボは知りませんでした

サクランボは「桜の坊」、昨日書いたけどミザクラ、漢字で桜桃。
ユスランメは「ユスラウメ」が正しいようです。ま、これは前から認識は出来てたんですが、その漢字表記がサクランボと同じ桜桃・・悩んでました^^;

Wikiで氷解しました^^
ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅、学名:Prunus tomentosa)は、バラ科サクラ属の落葉低木の果樹。サクランボに似た赤い小さな実をつける。俗名をユスラゴともいう。

正式な呼称「ユスラウメ」からしても梅の字がはいる「梅桃」が正しい? 似合ってますね^^;

「ユスラメ」は、俗名としてWikiに載ってないんですが
魚成の畑に行くようになって
地の方は「桜ケ峠」を「サクラトウ」と発音されるのを知りました。
うん、サクラントウが発声し易いですね。
うん、ユスランメのほうがユスラウメより言い易いです。

魚成と鬼北は隣接して繋がった土地
土地の言葉(発音)なんですね^^

■ど根性ホトケノザ

ホトケノザが庭のブロック塀を穿ったように咲いてます。
魚成の畑にワンサと咲いてますが、わたしの靴裏でもが運んだんでしょうか
いずれにせよ、おのればえ(自生)の逞しさです

おのればえ(自生)

石手川の土手を通って中央公園へ


公園の近くの所為か人の手(刈り込み)が入るけど、いつの間にか黄のジュウタン
たくましい、おのればえ(自生)の生命力


公園内はペット禁止だからサクラ(わんこ)を抱いて歩く

☆おじいちゃんが50年前の約束を思い出してくれて元気なったキルルに少年ボクが語り掛ける場面が、ふっと浮かぶ(『ふでばこのなかのキルル』)

■まだ花茎が短くて地中から開花してるように見えるタンポポ

傍に紫の小花・・・

■野のスミレ・・ 楚々とした姿に心惹かれる。 おのればえ(自生)の輝き・・


スミレとビオラの区別も」つきかねるのだが
野のスミレ(おのればえのスミレ)と直感的に思う、いや確信に近い

「野のスミレ達」より引用

「山路来て なにやらゆかし すみれ草」・・・・芭蕉
この芭蕉の有名な句にたいし、どの種のスミレかという議論が起こり、ある植物学者が、同じ時期に同じ路をたどって、タチツボスミレであった事を確認したエピソードがある。
それほど日本に野生しているスミレの種類は多く、一口にスミレと言っても、ひとつの種を表すと同時に世界に400種、日本に野生している60種類近いスミレ類の総称でもある。 従って、現代では、いわゆるスミレを指す場合、ホンスミレとか学名のマンジュリカと言ったりする。
ただ、万葉の昔から、 「すみれ」 としてひっくるめて歌にも詠まれており、それがどのスミレを指すのかは定かでなく、万葉集の山部赤人の歌 「春の野に すみれ摘みにと 来し吾そ 野をなつかしみ 一夜寝にける」 のスミレがノジスミレなのかホンスミレなのかタチツボスミレなのかは現代では知る由も無い。
この地方の散歩道や山裾でよく見られるスミレの代表例を挙げるとタチツボスミレ、ノジスミレ、ホンスミレ、エイザンスミレ、ニョイスミレ等である。


掲載の写真より「ノジスミレ」と判断する。
「ノジスミレ」、野路のスミレ


大袈裟のようだが、出合いの神秘のようなものを感じる。


■読み合い・読み愛■

『ふでばこのなかのキルル』

おじぃちゃんが、うんと若かったころ
ちいさなリュウ、キルルとであった

ふでばこのなかのキルル

☆☆季のうた(村上 護) 愛媛新聞3/5

「啓蟄の高々鳥の鳴き過ぎし 阿部みどり女」

春の暖かさを感じて、冬ごもりの虫が地中からはい出ることを啓蟄という。
同類の季語に「地虫穴を出づ」などがある。
地虫は地中にすむ虫の総称。
これらが地上で動き始めると、それを狙って鳥たちも元気づく。
地上も上空もにぎやかになり、だんだん春らしくなってゆく。
古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、
一羽の燕や一日が春をもたらすのではなく、全ては連鎖して春になると言う。

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