うわじま牛鬼まつり・花火大会(2011.07.23)
高校卒業以来だから45年ぶり
春の花見に声を掛けてくれたHから夏は花火だと聞いていて
(何時かな?)と、フト思い出したとき電話があった。
「23日だぞ。」
(うれしい)
6時ころから飲み初めて8時半からの打ち上げ花火を観賞するとのことだが
春と同じく、準備から参加させてもらった。
4月10日は桜の最期の時季だった。
きょうは盛夏の潮風を受けて野菜に包丁をいれた。
煙火の音が遠くで木霊するように響いた。
それに何かが共鳴する。
"想い出"とか・・そんな感傷ではないが、なにかが共鳴する。
足音かもしれない。
三々五々と集まる人数が増すごとに夜の帳も下りてきて打ち上げが始った。
実を言うと、虚空に咲く徒花って感じがして花火あまり好きでない。
はかなく散る桜花もそうだ。
儚すぎる・・・・・
この45年の間、私は、桜を、そして花火を憎んでいたのかもしれない。
いや、憎もうとしていたのかも・・・
足音が響いた。
わたしの足音だ。
儚くてイイじゃないか。
これは誰のものでもない、わたしの足音だ。
盛夏は秋を孕んでいる。
フィナーレの夜空にそう思った。
misasiさん、こんにちは。
返信削除花火の動画、みせていただきました。
華やかで
鮮やかで
こんなに華麗に彩られているのに
なんでこんなに胸に迫るんでしょうね
見ていたら涙が出てきてしまいました
不思議です
悲しくなってしまいました
こんな綺麗な花火なのに…
>もなかさん
返信削除人生を彩るものがあるとしたら、受け留めた悲しみの数かもしれない。
花火は盛夏の夜空を彩る賛歌ではなくて、朱夏を過ぎれば白秋へ玄冬へ、夏の挽歌じゃないかな・・
そう思った時、小さな街の灯を映す海面に春夏秋冬色のハナビが重なって見えたような気がして
気が付いたら涙が流れていたようだけど、決して
苦い涙じゃなかったです
(これで良いんだ。俺の涙。俺の足音だ。)
うまく表現できませんが(^^)/
コメント、ほうとうにありがとうです!