昨冬に植えたワイルドベリーの小さな苗がこんなに
赤い実を眼には出来なかったが、よく見ると結実の跡が確認できる・・
そして
赤い茎が蔓状に地面を這っている
眼を凝らすと
着地したところに根を張り始めてます・・・
親株から子株へと繋がる生命・・・
土着
ツル状で地上をはい、先端の芽が根を出して生長して繁殖する茎
この赤色の茎を、ランナー(匍匐茎) と言うようです・・
Runner・・
走るひと
走る
オリンピックの華と呼ばれる競技にマラソンがありますが、東京五輪・・
円谷幸吉選手の貌がいまも鮮明にあります
アベベ選手が、こともなげに・・そんな表情でテープを切った後、スタジアムに現れた円谷選手の貌・・
トラックで後続の選手に抜かれた円谷選手の貌・・
メキシコ五輪のその年に、「もう走れません」と自刃をした円谷・・・
走ったじゃないか!
立派に走ったじゃないか!
急ぎ走りすぎた・・・んじゃ・・
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沢木耕太郎は、「円谷の遺書には、(円谷が)幼いころ聞いたまじないや不気味な呪文のような響きがある」と書いている。
「長距離ランナーの遺書」 沢木耕太郎著(「敗れざる者たち」所収) 文藝春秋社刊
読み返して見ようと思います。
ぼくのペースで走り続けるためにです。