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2014/03/19

【魚成シャエンバmisasi】3/17日18日

3月16日(日)、県歴博で遍路関連講座第3回を受講し夕刻に畑に入る。
今年二回目の作業。

【ソラマメ】
早播きを叱られたソラマメだったが、大霜、降雪に耐えて側芽を伸ばして花を着け始めている。
しかし、(これは初めて知ったが)中が空洞の茎は、やはり寒に弱ったんだろう地を這う感じに…

X字形に支柱を立て紐を張って茎を支えるように養生する。

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【ジャガイモ】
ソラマメの養生をやっていたら、和さん(師匠)が
「緑が綺麗やけん霜にヤられとらん。藁は除けてもええかも…
あ、ジャガイモに藁敷いたらエエは」
去年は、あとはマルチに任せとったらエエ だったが
「畝の間の溝に敷いたらエエ」

防霜のためではなさそう
保湿にエエんかな? と尋ねたけど回答なし^^;

ベテラン師匠の言うとおりにやればイイ(^^)



【スナップエンドウ】
年末には花を着けたスナップエンドウは無惨だった…
伸びた蔓は褐色
根元で切れているのも

ネットを外して土を起こそうとしたら若いミドリが☆☆
丈を伸ばした三界草(ホトケノザ)に護られたように、若芽が二つ

2mの支柱を立てて、藁で養生する。



【タマネギ】
昨年上手にいったタマネギは、紫を100本。早生を200、遅生を100本植え付けしたが
年初の入院…この所為にしてはイケないんだけど、
三界草、ペンペン草に覆い尽くされてしまっていた

鍬を打ち込むことは出来ない
手で草を取り、草を取ると
昨年初の姿には敵わないが、最初に植えた紫は結球を見せて
ミドリもシャキッと伸ばしている

コンモリと育っているのが【水菜】
播種のときに飛ばしてしまったタネは花を着けている。水菜の菜の花(^^)
シャキシャキと食べてやらなくては(^^)

水菜の向こうにタマネギが育っている
その向こうは、
三界草、ペンペン草に覆われている
次回の作業には土を起こさなくてはいけない



ミドリ輝かせ

【高菜】


【ブロッコリー】も
これが脇芽? それほどに育っている
【秋の郷(さと)】大根も、でっかく瑞々しい

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種の力
土の力
そして、太陽、雨、風も大霜も
皆の力の結集が農ーminoriー


2014/03/05

【魚成シャエンバmisasi】 畑起こし・じゃが芋の植え付け

3/3 宇和島から城川町魚成にりている【魚成シャエンバmisasi】へ。
シャエンバは菜園場のこととであろう。
初めて畑に来たころに聞いた言葉である。温かい感じが気に入って畑に「魚成シャエンバmisasi」と名付けた。 misasi(みさし、三刺)はSNSを始めたころからのHNだ(^^)

二度目の冬を越したが、正月明けに入院などあって(大したことはないが)
厳寒期に行う【寒起こし】の作業はできなかった
きょうは雛祭り(新暦)だ・・

しかし悔いたところでどうなるもんでもない。
ヤレルことをヤルしかない!(^^)

和さんが発する言葉で一番多いのが「畑は土を起こしただけのモンじゃ」

■じゃが芋を植えるところに鍬を打つ。大きく大きく土を起こす。
すこしだけでも風を通して陽を入れてあげる。
グリーンに種イモを買いに行く。(まだ、あるやろうか?)


■JAグリーン
男爵はほぼ売り切れ。ネットが二つしか残っていない。
これは今からやし、美味いと言うんで栗じゃが(北あかり)を2ネット買う。
「えーかな!美味いけど、煮崩れしやすいけん気をつけんとイケんよ!」
こんな声を掛けてもらう。
頬が緩む(^^)

栗じゃが
堆肥(できるん・ど)3袋
化成肥料 8-8-8 1袋

■種イモの大きさを見て(適当に)、大きいのは二つに切って天日に干す

■もう一回、鍬を打って堆肥(腐葉土)をたっぷりと撒いて管理機を回す。
何度も何度も繰り返し回す。
左回り、右回り、そして急転回を繰り返す。
土を起こしただけのモンじゃー!(^^)

■畝立てまでできるやろか。いや、やる心算でいたんだけれど(笑)
夕方5時の歌声時報が流れてきた♫
月替わりで城川の幼稚園児、小学生の歌声が時刻を知らせてくれる
今月は 「ふるさと」 だった

通い農人に滞在(作業)時間の制限はあるが、農事はそんな制限を越えたモノだ
無理をしても何にもならないのは、この一年半でいっぱい学んだ(笑)


☆閑話☆
シャエンバmisasi亭!(^^)




美味しヽ(^o^)丿


■3/4朝
奥伊予の朝は、まだまだ寒い
これからも霜が降りる
靄りがない。
(天気は下り坂かな)と思う。
(※日中は暖かくなったが、16時ころ暗い雲が湧いて来て帰路、犬寄峠辺りから雨が降ってきた)

■■じゃが芋を植え付ける■■

筋掘り5条

種イモを植え付ける筋に肥料を「置く!」
和さん曰く「ぱらっと撒くんじゃないぞ!!」

☆肥料が見えなくなるように土を被せて種イモを置く。間隔40cm。
和さん>肥料に種イモがあたってはイケん!!


■黒マルチ
種イモに土を被せ(5cmくらい)て
☆黒マルチで覆う!!☆
途中途中、土で押させていくのがコツ!
当たり前みたいだが、去年は頭にすら浮かばなかった^^;

平鍬で土を被せてマルチを押さえていく
8mの畝を2条
1条に種イモ20個植え付け


あとは、生長を待つだけヽ(^o^)丿

ところで、マルチに穴が無いじゃないか?!

■きょねん、初めてじゃが芋を植え付けするとき和さんが教えてくれた
「黒いマルチを架けてやっとらエエ」

「穴あけて芋を植えるん?」尋ねたら

「そのまま。そのまま!
あとは、土の水分と熱が育ててくれる。
芽が出て伸びてきたらマルチを持ち上げるけん、そこを開けてやったらエエ」

(エエ、え~)笑

「穴が大きすぎる!」 叱られた後日譚はさせ措いて、すごい技。すごい自生力。自然力です(^^) おのえばえ力!!


■さて、種イモのネットをみたら
植え付け時期は、1月から4月となっています。

暖地、寒地、その中間地があるからでしょうが、南北の違いの他に高低の差も大きいです。
同じ地区と思っても峠をひとつ越すと農事に違いがあります。

畑畑の農事があると言って良いのかも知れません。


「入院しとった言うが、病気は何じゃった!」・・
「今年は、じゃが芋植えんのか?」

「去年は、駅伝の日に植えたけんな。遅なった思うとるとこよ」

「そうじゃったか、駅伝走っとった日やったかの」
「無理しちゃいけんがの・・じゃが、じゃが芋は2月中じゃ・と昔から聞いとる」

和さんと話したのは先週だった

農人misasiに最初に記憶されたじゃが芋の植え付けの日は駅伝の日だったが

去年の駅伝の日・・風が強かった
マルチを被せるのに難儀したな・・・

その時、声を掛けてくれて手伝ってくれたヒトがいる
お蔭でマルチを掛けることができた

そのヒトが話してくれたことに

きょうは風が強くて寒いけど
ネコヤナギが銀に輝いて、鮠(はや)が戻ってきたら春です

雪解け水で嵩を増した田穂川のネコヤナギが莟むころ、鮠が戻ってくるころ

それが、魚成シャエンバmisasiの「じゃが芋の植え付けの時期」だ(^^)

2013/10/16

「花は葉を想い 葉は花を想う」 彼岸花

急に秋の深まりを肌に感じるようになりました。
彼岸花も花を仕舞って花茎を倒して来ています。

10/15 魚成 田穂川の河岸で




猛暑の夏があっても
10月に入っても真夏日が続いても
野の草花たちは時の移ろいに従い季節を生きています。

中の畑の花壇の草取りをしてたら、
春に葡萄の果実に似た釣鐘型の青紫の小花を房状につけるムスカリが葉を伸ばしています。
雪の中でも春の訪れを知らせてくれる水仙も
夏に地上から姿を隠したワイルドベリーも、茎を朱に輝かせ緑葉を見せてくれてます。

10/15 魚成の畑で



青い葉が育って、花茎が伸びて花が着く
何の疑いもなく、そう思っていたんですが

彼岸花
秋のお彼岸が近付くと、それを知らせるように咲く彼岸花
葉もなく節もない花茎を突然のように地上に突出させてきます。

9/19 石手川の土手で

花茎が伸びて莟が赤くなってます。

地上に顔を出してかなり経っていると思います。


地上に顔を出した時は、まだ青い色をしてますが、地中で莟になったのかな?
丸みを帯びた柔らかい感じすらする姿です。
9/19 石手川の土手で
お彼岸のころに、突然のように葉も節もない花茎を伸ばし花を咲かすからでしょうか
彼岸花には、「死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)など不吉な異名も多くあります(Wikiを参照)」

一方、別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来すし、「天上の花」という意味も持っており(Wiki参照)「天上花」「天涯の花」の異名もあります。

異名の多さは、それだけ多くの想いが彼岸花に寄せられていることの顕れとイイと思うのですが・

ところで、
花を枯らして花茎を倒した姿になった彼岸花の周囲に、美しい緑葉が伸びていますが
これは彼岸花の葉っぱだそうです。65にして初めて知りました^^;

10/15 深いミドリと柔らかいミドリをスッと伸ばし初めた彼岸花
花を枯らしたあと、グングンと葉を伸ばし冬を越し,
5月には葉を枯らし地上から姿を隠し
秋のお彼岸のころに突然のように莟を地上に現す

「花と葉が同時に出ることはない」という特徴から、日本では「葉見ず花見ず」とも言われる(Wiki)そうですが

隣国の韓国では、
花と葉を同時に見ることはできない。  葉のあるときには花はなく、  花のときには葉がない。  このことから 「サンチョ(相思華)」と呼ぶそうです(季節の花300 より)



同時に同じところに居なくても、

いや居れないからこそ
より強く固く想い合う

花は葉を想い 葉は花を想う


魚成シャエンバの「misasi堤」に、彼岸花の芋を移植して育てよう

2013/10/02

農人日誌 9月 「ようやんなはっとるな」

9月は
17日から21日まで
そして、25日から月末30日まで
ま、その間に21日は四国西予市ジオガイド講習、28日には雨包山自然観察会に参加もしたりしながらだけど^^;


畑作業の目標の第一は荒れてしまった畑を畑にもどすこと
畑に一ヶ月以上もくることができなくて、今年の前半を掛けた下の畑の開墾は、胸の高さにまで伸びた雑草の中に消し去られてしまっていたから


最初は、どこから手を付けてよいのか、それが判らない
上と中の畑に絞って、下の畑の耕作は放棄しようかとさえ思ったりもしたのも事実ですが

9/26
中の畑

下の畑


眼前の障害に目をつぶって何が農人
雑草が障害なら、雑草を取ればイイ
草を取って、土を起こして、それを繰り返したらイイんだ
イイと思うことをやればイイ


(褒めてやってもエエじゃろか^^)

甘い自己評価だけど^^;
そんなことを思えた30日のお昼過ぎ、

田穂川を挟んで畑の真向かいの宿舎側の川縁にカワセミの姿が
エメラルドブルーが耀いた

カメラを取りに行ってくる間、おなじ場所で

川面を見つめ

空を見上げ

待っといてくれたんやろか^^

数枚シャッターを押したとき、川面にエメラルドブルーを耀かせ葦の茂みのなかへ

飛翔の姿はとらえることができなかったが・

(そう、あの時もだ。)
そう、二度目のカワセミとの出会いです

ブログを繰ったら、今年の6/9のこと 「水面にエメラルドブルーが!かわせみ!?」

最後に、こんなことを書いてます。

カワセミ

奥伊予の畑に立ってもうすぐ満一年

初めて出合ったカワセミ


カメラを提げて出歩くようになって5年・

教えていただいたカワセミのスポットを訪ねたことも数多いが

初めてカメラにおさめることができたカワセミ

(畑になったね)

そう語りかけてくれたように思えた

(ありがとう
鍬を振り続けていくよ)

そう呟いたとき、水面にエメラルドブルーが・・

飛翔の景にシャッターを押すことはできなかったけど

鍬を振り続けて行こう

きっとまた逢いに来てくれるだろう

念じ続けよう



念じ続ける・・

何を念じて来ただろうか・・・


昼食を済ませてから
枯れ草に二度目の火をいれた
倉庫で見つけた大きなフォークのような道具で起こし切れてない根っ子をかき集めて燃やした

画像は15時すこし前

このまま天日で乾かしたらイイかなとも思ったが
燃やしガラを放置したままなのは・・
乾燥した日が続いているし風もある
そして今夕には松山へ発つんだから

16時

写真を撮ってたら、

「ようやんなはっとるな」

マサルさんの声だった

「藁は小屋に入れとるけん、要るだけつかいないよ」


この後、水遣り
顔に掛かる飛沫が、熱く塩っぽく感じられた



念じ続ける

何を念じて来ただろうか


泣き虫なんだから、泣き虫でイイじゃないか
農人になりたい
農人でありたい
それがmisasiの思い願いつづけていることではある





(「ようやんなはっとるな」畑になってきたね。続けていってね。)
カワセミの声が聴こえてくる^^













また、魚成の畑で鳴いてくれ^^

2013/05/28

Runner

画像は昨日シャエンバ(山の畑)で撮ったワイルドベリー



昨冬に植えたワイルドベリーの小さな苗がこんなに
 赤い実を眼には出来なかったが、よく見ると結実の跡が確認できる・・

そして
赤い茎が蔓状に地面を這っている

眼を凝らすと
着地したところに根を張り始めてます・・・


親株から子株へと繋がる生命・・・

土着

ツル状で地上をはい、先端の芽が根を出して生長して繁殖する茎

この赤色の茎を、ランナー(匍匐茎) と言うようです・・




Runner・・
走るひと

走る


オリンピックの華と呼ばれる競技にマラソンがありますが、東京五輪・・
円谷幸吉選手の貌がいまも鮮明にあります

アベベ選手が、こともなげに・・そんな表情でテープを切った後、スタジアムに現れた円谷選手の貌・・
トラックで後続の選手に抜かれた円谷選手の貌・・


メキシコ五輪のその年に、「もう走れません」と自刃をした円谷・・・

走ったじゃないか!
立派に走ったじゃないか!
急ぎ走りすぎた・・・んじゃ・・


==
遺書の全文(原文ママ)
父上様母上様 三日とろろ美味しうございました。干し柿 もちも美味しうございました。
敏雄兄姉上様 おすし美味しうございました。
勝美兄姉上様 ブドウ酒 リンゴ美味しうございました。
巌兄姉上様 しそめし 南ばんづけ美味しうございました。
喜久造兄姉上様 ブドウ液 養命酒美味しうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。
幸造兄姉上様 往復車に便乗さして戴き有難とうございました。モンゴいか美味しうございました。
正男兄姉上様お気を煩わして大変申し訳ありませんでした。
幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、
良介君、敬久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、
光江ちゃん、彰君、芳幸君、恵子ちゃん、
幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正嗣君、
立派な人になってください。
父上様母上様 幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。
何卒 お許し下さい。
気が休まる事なく御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。
幸吉は父母上様の側で暮しとうございました。


沢木耕太郎は、「円谷の遺書には、(円谷が)幼いころ聞いたまじないや不気味な呪文のような響きがある」と書いている。

「長距離ランナーの遺書」 沢木耕太郎著(「敗れざる者たち」所収) 文藝春秋社刊


読み返して見ようと思います。

ぼくのペースで走り続けるためにです。