■訪れたのは2/11(建国記念の日)
最近は「さくらの湯」に愉しむことが多くて周辺をあちこち”ぶらり”している。
「表川」上流には「白猪滝」「唐岬滝」の名瀑が双つあるコースである。
おむかいさんに入口の集落(河内)に「金毘羅さん」があると聴いての訪問。
金毘羅寺を巡って、隣接の「惣河内神社」を参って ”百日桜” に出会うことができた。
その名は ”春秋冬冬を百日桜かな (東洋城)” に依るものとのこと。
・・・・しゅんしゅう・とう? ・・・はる・しゅうとう?
境内に人影もなく。市のHPに質問を送ったら回答を頂戴した。
■備忘のために転載
【回答内容】
ご質問いただいた件について、ご回答させていただきます。
①「春秋冬冬を百日桜かな」の読みですが
金比羅寺にある百日桜を読んだ句です。百日桜は冬桜の一種で、秋から春にかけて咲く桜です。12月中頃が一番の見ごろといわれています。
俳句の読み方は、
「はるあきふゆ ふゆをひゃくにちさくら かな」
と読むのではないかと想像されます。
② 読まれた時候についてですが、昭和26年に読まれており、「東洋城全句集」の中に前書として「一畳庵高札の表」とあります。松根東洋城は、昭和25年
8月から昭和26年2月までの間、一畳庵に滞在していたことからこの時期に読まれたものです。読まれた季節は冬だと考えられます。
③ 東温市内にある松根東洋城の句碑についてですが、全3箇所確認されています。
(1)上林皿ケ峰登山道
「伊予土佐や山をたたみて夏霞」
(2)河之内惣河内神社
「山屏風春の炬燵にこもるかな」
「春秋冬冬を百日桜かな」
④ 金比羅寺の祭事等についてですが、主なものは次のとおりです。
(1)4月に春の大祭「おとうかさん」
(2)8月14日頃「お施餓鬼」
金比羅寺に隣接している惣河内神社は、紫陽花が有名で6月末ごろに紫陽花祭りが行われていました。(ここ数年は実施していないそうです)6月中頃には紫陽花が見ごろとなります。
■なにかポイントが増えて嬉しい。
4月の「おとうかさん」 6月中旬の紫陽花 (先日も訪ねたら小学生とお母さんが二人で丹精込めて植えられていた。~ありがとうございます。 6月にお会いできたら伝えたい。)
■一畳庵
■持続だな。そう持続。 道はいつも途上にありだ。
次の「さくらの湯」には、もう少し障子を開いてみよう。
====='14.11.9 以下追記
春秋冬冬を百日桜かなはるあきふゆふゆをひゃくにちざくらかな
百日桜は10月頃から咲き始める。冬中咲き続け2月中旬頃冬の花が終わり、彼岸桜の咲く頃再び開花する。この桜を詠んだ句である。「冬を」の措辞に一年で最も寒い冬に咲く桜への慈しみが込められている。一畳庵(いちじょうあん)の前庭の池のそばに句碑がある。碑文の文字は読めないが、東洋城直筆の木板が神社に残っている。
愛媛の句碑めぐり575
http://iyokannet.jp/ginkou/spot/detail/kuhi_id/147 より
茶をいただきに参りました・・・pure ^^;>
返信削除>pureさん
返信削除よ~お出でなはった。
お疲れになったじゃろ。
ま~お茶でも淹れましょ。
・・・インスタントしか・ありませんが、ま~一服してな。
(方言ごちゃ混ぜ! 文化が消える!)