'09.04.12萩城址
好天気の日曜日ということもあるのだろうけど・・・花見?の方が大勢いる。(葉桜の花見というのは愛媛では余りお目にかかれない。個人的には、この時季の桜が好きではあるが)
”葉桜”・・?
一般に観桜・花見において、葉桜と呼ぶ時期は、満開の頃淡い薄紅色一色であった桜が、花びらが散り始め、同時に若葉が芽吹き始めて新緑の葉の色が混ざり、遠目にくすんで見える頃から、桜の花びらが全て落花し、めしべ・おしべが残って樹木全体に赤みが残っている頃まで、あるいは、樹木全体が新緑の葉で瑞々しく艶を帯びた状態で覆われる頃までである。それ以降の時期で単に葉が茂っている状態の桜を葉桜と呼ぶことはない。
俳句では夏の季語だそうだ
【例句】
葉ざくらや南良に二日の泊客 | 蕪村 |
葉桜や発つときめきたるときの雨 | 久保田万太郎 |
葉桜の中の無数の空さわぐ | 篠原 梵 |
葉桜の濃きより出でて桂川 | 橋場千舟 |
葉桜の月に笛吹く畳かな | 原 石鼎 |
花は葉に少年にある午後の飢え | 田中太朗 |
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