シャエンバは菜園場のこととであろう。
初めて畑に来たころに聞いた言葉である。温かい感じが気に入って畑に「魚成シャエンバmisasi」と名付けた。 misasi(みさし、三刺)はSNSを始めたころからのHNだ(^^)
二度目の冬を越したが、正月明けに入院などあって(大したことはないが)
厳寒期に行う【寒起こし】の作業はできなかった
きょうは雛祭り(新暦)だ・・
しかし悔いたところでどうなるもんでもない。
ヤレルことをヤルしかない!(^^)
和さんが発する言葉で一番多いのが「畑は土を起こしただけのモンじゃ」
■じゃが芋を植えるところに鍬を打つ。大きく大きく土を起こす。
すこしだけでも風を通して陽を入れてあげる。
グリーンに種イモを買いに行く。(まだ、あるやろうか?)
男爵はほぼ売り切れ。ネットが二つしか残っていない。
これは今からやし、美味いと言うんで栗じゃが(北あかり)を2ネット買う。
「えーかな!美味いけど、煮崩れしやすいけん気をつけんとイケんよ!」
こんな声を掛けてもらう。
頬が緩む(^^)
栗じゃが
堆肥(できるん・ど)3袋
化成肥料 8-8-8 1袋
■種イモの大きさを見て(適当に)、大きいのは二つに切って天日に干す
■もう一回、鍬を打って堆肥(腐葉土)をたっぷりと撒いて管理機を回す。
何度も何度も繰り返し回す。
左回り、右回り、そして急転回を繰り返す。
土を起こしただけのモンじゃー!(^^)
■畝立てまでできるやろか。いや、やる心算でいたんだけれど(笑)
夕方5時の歌声時報が流れてきた♫
月替わりで城川の幼稚園児、小学生の歌声が時刻を知らせてくれる
今月は 「ふるさと」 だった
通い農人に滞在(作業)時間の制限はあるが、農事はそんな制限を越えたモノだ
無理をしても何にもならないのは、この一年半でいっぱい学んだ(笑)
☆閑話☆
シャエンバmisasi亭!(^^)
美味しヽ(^o^)丿
■3/4朝
奥伊予の朝は、まだまだ寒い
これからも霜が降りる
靄りがない。
(天気は下り坂かな)と思う。
(※日中は暖かくなったが、16時ころ暗い雲が湧いて来て帰路、犬寄峠辺りから雨が降ってきた)
■■じゃが芋を植え付ける■■
筋掘り5条 |
種イモを植え付ける筋に肥料を「置く!」 和さん曰く「ぱらっと撒くんじゃないぞ!!」 |
☆肥料が見えなくなるように土を被せて種イモを置く。間隔40cm。 和さん>肥料に種イモがあたってはイケん!! |
■黒マルチ
種イモに土を被せ(5cmくらい)て ☆黒マルチで覆う!!☆ |
途中途中、土で押させていくのがコツ! 当たり前みたいだが、去年は頭にすら浮かばなかった^^; |
平鍬で土を被せてマルチを押さえていく |
8mの畝を2条
1条に種イモ20個植え付け
あとは、生長を待つだけヽ(^o^)丿
ところで、マルチに穴が無いじゃないか?!
■きょねん、初めてじゃが芋を植え付けするとき和さんが教えてくれた
「黒いマルチを架けてやっとらエエ」
「穴あけて芋を植えるん?」尋ねたら
「そのまま。そのまま!
あとは、土の水分と熱が育ててくれる。
芽が出て伸びてきたらマルチを持ち上げるけん、そこを開けてやったらエエ」
(エエ、え~)笑
「穴が大きすぎる!」 叱られた後日譚はさせ措いて、すごい技。すごい自生力。自然力です(^^) おのえばえ力!!
■さて、種イモのネットをみたら
植え付け時期は、1月から4月となっています。
暖地、寒地、その中間地があるからでしょうが、南北の違いの他に高低の差も大きいです。
同じ地区と思っても峠をひとつ越すと農事に違いがあります。
畑畑の農事があると言って良いのかも知れません。
「入院しとった言うが、病気は何じゃった!」・・
「今年は、じゃが芋植えんのか?」
「去年は、駅伝の日に植えたけんな。遅なった思うとるとこよ」
「そうじゃったか、駅伝走っとった日やったかの」
「無理しちゃいけんがの・・じゃが、じゃが芋は2月中じゃ・と昔から聞いとる」
和さんと話したのは先週だった
農人misasiに最初に記憶されたじゃが芋の植え付けの日は駅伝の日だったが
去年の駅伝の日・・風が強かった
マルチを被せるのに難儀したな・・・
その時、声を掛けてくれて手伝ってくれたヒトがいる
お蔭でマルチを掛けることができた
そのヒトが話してくれたことに
きょうは風が強くて寒いけど
ネコヤナギが銀に輝いて、鮠(はや)が戻ってきたら春です
雪解け水で嵩を増した田穂川のネコヤナギが莟むころ、鮠が戻ってくるころ
それが、魚成シャエンバmisasiの「じゃが芋の植え付けの時期」だ(^^)
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