ページ

2012/10/15

『宿根草・球根』

朝晩はすっかり秋だが
庭のカワラナデシコの一株が日中の陽気にまた花を着けた。


もう一株の地表部は枯れてしまっている。

庭のポットにカワラナデシコを植えたのは去年。
重信川の河原で手折れていた二株を持ちかえったものだ。

おのればえ(自生)の生命力で花を咲かせ続けた。
秋が深まり冬には、地表部は跡形も残さず姿を消したが、
今年、勢いよく茎を伸ばした。
最盛期には100、200の花を着けていたように思う。

だから来年は花の数が多かったぶんカワラナデシは咲いてくれる・・と思っていた。
間違いなく花は咲くだろう・・・


チオノドクサの球根をお分けした方から
「宿根草の傍に植えました」とメールが来た。


■宿根草

宿根草(しゅっこんそう)は、多年生草本のうち、生育に適さない時期(多くの場合冬であるが、夏のこともある)には、地上部が枯れてしまうが、それをすぎると発芽して、再び生育を始めるもの。

園芸では、常緑多年草もまとめて宿根草というので、多年草は「球根植物」と「宿根草」に分類されることになる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%BF%E6%A0%B9%E8%8D%89 より



地上部が枯れてしまうが、それをすぎると発芽して、再び生育を始める
つまりは根を地中に宿しているから宿根草・・・

いや、
来たるべくその日まで、その命を根に宿し育み続ける宿根草



その方から
球根は親(球)が死んで子供の球根を育むと教えてもらった。
misasi畑に咲かせてくださいとチューリップ、ムスカリの球根をいただいた。




きょうも、きょうの花(命)を咲かす「唯の花」

カワラナデシコの横に咲いている黄のマーガレット
幹はもう木質化して、朽ちたようになっているが花を咲かせている


命を育み繋いでいく宿根草、球根の草花に、もっと感動できる心をもちたい。

いっときの感傷でなく、こころに育み続けるために鍬を振ろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ご訪問ありがとうです。
感想などいただけたらうれしいです。