彼岸花も花を仕舞って花茎を倒して来ています。
10/15 魚成 田穂川の河岸で |
猛暑の夏があっても
10月に入っても真夏日が続いても
野の草花たちは時の移ろいに従い季節を生きています。
中の畑の花壇の草取りをしてたら、
春に葡萄の果実に似た釣鐘型の青紫の小花を房状につけるムスカリが葉を伸ばしています。
雪の中でも春の訪れを知らせてくれる水仙も
夏に地上から姿を隠したワイルドベリーも、茎を朱に輝かせ緑葉を見せてくれてます。
10/15 魚成の畑で |
青い葉が育って、花茎が伸びて花が着く
何の疑いもなく、そう思っていたんですが
彼岸花
秋のお彼岸が近付くと、それを知らせるように咲く彼岸花
葉もなく節もない花茎を突然のように地上に突出させてきます。
9/19 石手川の土手で |
花茎が伸びて莟が赤くなってます。
地上に顔を出してかなり経っていると思います。
地上に顔を出した時は、まだ青い色をしてますが、地中で莟になったのかな?
丸みを帯びた柔らかい感じすらする姿です。
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9/19 石手川の土手で |
お彼岸のころに、突然のように葉も節もない花茎を伸ばし花を咲かすからでしょうか
彼岸花には、「死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)など不吉な異名も多くあります(Wikiを参照)」
一方、別名の曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来すし、「天上の花」という意味も持っており(Wiki参照)「天上花」「天涯の花」の異名もあります。
異名の多さは、それだけ多くの想いが彼岸花に寄せられていることの顕れとイイと思うのですが・
ところで、
花を枯らして花茎を倒した姿になった彼岸花の周囲に、美しい緑葉が伸びていますが
これは彼岸花の葉っぱだそうです。65にして初めて知りました^^;
これは彼岸花の葉っぱだそうです。65にして初めて知りました^^;
10/15 深いミドリと柔らかいミドリをスッと伸ばし初めた彼岸花 |
花を枯らしたあと、グングンと葉を伸ばし冬を越し,
5月には葉を枯らし地上から姿を隠し
秋のお彼岸のころに突然のように莟を地上に現す
「花と葉が同時に出ることはない」という特徴から、日本では「葉見ず花見ず」とも言われる(Wiki)そうですが
隣国の韓国では、
花と葉を同時に見ることはできない。
葉のあるときには花はなく、
花のときには葉がない。
このことから 「サンチョ(相思華)」と呼ぶそうです(季節の花300 より)
同時に同じところに居なくても、
いや居れないからこそ
より強く固く想い合う
花は葉を想い 葉は花を想う
魚成シャエンバの「misasi堤」に、彼岸花の芋を移植して育てよう
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