ブロック塀の足許に、サツマイモに似た葉茎を延ばしている”ドクダミ”に花がついていた。
・・あれっ、ドクダミが咲いてるよ・・って感じ。
ドクダミの花を植栽して愉しむなんて聞くこともないが、わが庭に放ってあるのはジャマと云うほどには蔓延っていないのと、幼いころから身近に感ずるモノがある・・そんな薄い記憶のようなモノがあるから。
”ジュウヤク”と、祖母は呼んでいた。
だからワタシもしぜん”ジュウヤク”と呼んでいた。「これは万能薬だ。」と言っていたのを覚えている。
煎じていただいととかの記憶はないが。
母もそう呼んでいたはずだが・・・遠い記憶に”クルスさまの花”の名が”ジュウヤク”に重なっている・・
いつのころか”ドクダミ”と呼ぶようになっていた。
「あれっ、ドクダミの花だ・・・」とカメラをむけた。
咄嗟に「ジュウヤク」も「クルス様の花」も浮んだのではないけど、なつかしい何かがある。
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