作業は機械化されていて稲木にイネを干す稲架の光景を見れないのは寂しいですが、田おこし、田植え、そして生長していく稲の姿を近くに見ることが出来るのは嬉しいことです。
二番穂
稲木越しに、温かい”おこんま”の光景を見つめていた記憶が原風景にありますが、二番穂の呼称は先日、Tacebookで知り合った大切な友人の記事で初めて知りました。中学生の娘さんが実りを刈って精米二升の米を搗いたことも記されていました。
そこには確かな知恵、温かい命の伝承を見る想いがありました。
きょう。
なんども見かけたことのある田の光景を、
二番穂の生長する田の光景を写真に撮りました。
稲の二番穂について
・・刈り取られたイネの株から新たなイネの葉が芽吹いてだんだん大きくなっています。イネは栽培品種としては1シーズンで刈り取ってしまうため、春に芽を出し秋に枯れる一年生植物のように思われますが、もともとは熱帯地方で何年も枯れずに生きる多年生の植物であるため、刈り取られてもまた株から芽が出て再び成長を始める性質があるそうです。
このように一度刈り取りが済んだ株から出てくるイネを「二番穂」と呼び、秋に温暖な天候に恵まれれば再び稲穂を実らせ、そのお米を食べることもできるそうで、味や食感は劣りますが昔はそれが庶民の大切な食料になっていたとのこと。
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