この21日、宇和島の庭で
おや、ノゲシが・・・
春にはタンポポと見間違うノゲシ
棘のある葉がすこし怖い感じのノゲシだが
冬至の、それも冷たい雨の落ち始めた庭に貼りつくように焼けた葉を広げている姿が、いじらしく健気に思えた・・
ロゼットで越冬
世界の至るところに帰化している植物であり、原産地はヨーロッパであると考えられている。ムギ(麦)などの畑作の伝来とともに渡来した史前帰化植物の1ツであり、日本各地の道端や畑、荒れ地や空き地などに自生している。秋に芽生え、ロゼットで越冬し、春から夏にかけて茎をもたげて花を付ける。
http://plumkiw948.at.webry.info/200905/article_17.html より
太字は参照者
以下、Wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88
ロゼット
・・・用途として、最もよく聞かれるのが植物の茎と葉のようすを表す植物用語である。
茎がほとんど節間成長しないため、地上茎が無いか極端に短く、葉が放射状に地中から直接出ていること、あるいはそれに近い状態をいう。そのような葉を根出葉というが、つまり、ロゼットと言うのは、根出葉が円盤状に並んだような植物体を現す言葉である。・・
ロゼット型植物の成育できる環境として、最も身近なのは、人間の手による攪乱が頻繁に起きる場所である。
したがって、そこに生えるのは雑草と呼ばれる草である。すなわち、まめに刈り入れが行なわれる場所、家畜によって背の高い草が齧られる場所、踏みつけによって背が高くなれない場所などである。オオバコの場合、踏みつけへの耐性の高さによって、そのような場所での生存が可能になっている。
より多く見られるのは、冬季にのみロゼットの姿を取るものである。
温帯域では、前年の終わりに発芽し、冬を越して春から成長する、いわゆる越年草には、ロゼット葉をつける例が多い。冬の間は、寒さに耐えられるように地表に張り付き、しかも光を受けられるように広く葉を広げる。この形がロゼットである。このような種は、春になるとその中央から茎が伸びて、背が高くなり、花をつける。このとき、伸びた茎にも葉をつけるものが多い。
冬至の、それも冷たい雨の落ち始めた庭に貼りついて焼けた葉を広げているノゲシの姿は
いじらしく健気に、
賢くて力強い
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