梅津寺公園、渡し乗り場、デビラ街道・・
それらの中でも四十島瀬戸に浮かぶターナー島は、午前中に午後にも
本島側から眺望できるポイントがあり、もちろんその場所へ
なんども通ったポイントだが同じ景はない
瀬戸の流れに時の移ろいを思う
さておき、この地点は小山が海中にのみ込まれたような形に見える丸く出っ張った岬、名を黒岩岬と言うそうだ。
何度も訪ねて、小山への登り口に見える坂道は知っていたが足を向けたことがなかったが、今回は何かに誘われるように足を運んだ。
路を登りきると、そこは小さな広場状態で西端は瀬戸に直立してるような岸壁だ
そこに立つと、四十島瀬戸が、ターナー島が眼下に広がる
絶好のビューポイントだ
短い坂道だが階段状になっているし、手すりロープを張っていたのだろう先端が輪っかの鉄筋柱も残っているが
それは開発が中途で放棄された感じに映る。
ヒトの踏破の跡がないと言うほどではないが路には草木が張りだしている。
路ばた、路の中ほどにも草が生え花を着けているのものもある。
赤紫の五弁の花が、強く印象された
(わたしに似てますよ。わたしの仲間じゃ・)
そんな声が聴こえた・
川向の田穂川沿いに咲いたセキチクの声・・
'12.12.01 魚成misasi畑 |
セキチク(石竹 英名:China pink、学名:Dianthus chinensis L.)は、ナデシコ科ナデシコ属の観賞目的で花壇、鉢物及び切り花用に栽培される多年草。葉が竹に似ていることからこの名がついたといわれている。 Wikipedia
ハマナデシコでは?
花についても名も知らず、だからその生態にも無知
セキチクがナデシコの仲間ということ
四十島瀬戸、ターナー島に臨む黒岩岬での出合い
「海辺のナデシコ」で検索してみた
ヒットしたのが
ハマナデシコ Dianthus japonicus (ナデシコ科 ナデシコ属) |
ハマナデシコは本州から琉球、中国に分布する多年草。海岸の崖地や砂浜に生育する。茎は50cmほどになり、茎の下部は木質化して堅い。葉は厚くて光沢があり、対生で柄はなく、ほとんど茎に合着する。若い個体では根生葉を出してロゼットを形成する。両面無毛であるが、葉の縁には微細な毛がある。花は6月頃から咲き始め、紫紅色の美しい花を秋まで次々と花を咲かせる。花弁は長さ6~7mm。 |
※http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/caryophyllaceae/hamanadesiko/hamanadesiko.htm より(説明・写真)(説明文中の太字は引用者)
黒岩岬で出合った紫紅色の五弁の花
きょうも田穂川沿いに咲いているだろう石竹の花
ネットで初めて見るハマナデシコの花
同じナデシコの仲間・・確信するには程遠いけど
若い個体では根生葉を出してロゼットを形成する
ロゼットとは、厳冬に厳寒に耐え地表にへばり付くこの姿を言うのだそうだが
この正月2日、路地路ばたのタンポポ |
黒岩岬で出合った紫紅色の五弁の花の若葉の姿は、ロゼットそのものに見えるんだけれど・・
いや、厳冬の田穂川沿いの石竹も茎を伸ばさず、根生葉に花を着けている。
そのロゼットの形によく似ている
(やっぱりナデシコ仲間かもよ)
そう声掛けして、きょうも庭に花を着けているカワラナデシコの横に移植した
"黒岩岬で出合った紫紅色の五弁の花"
名も未だない野草かも知れないが
ハマナデシコの花をつけるのかも知れないが
枯れないで・・
ロゼットの花を咲かせてくれたら嬉しい
ロゼットの姿は崇高である
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