通夜から帰り、イワキの息子に電話を入れた。
携帯ルーターのチャージをお願いするため^^;
イワキへの電話には楽しみがある。
孫娘が先に取ってくれる。
最近は上の唯花、妹の彩花、声では区別がつかないことが多くてアタフタもするが、それは姉妹の生長で嬉しくもある^^
息子が出て、用件のみ伝えると
「まつやまのジィチャンだよ」と息子の声が聞こえ、すこし間があって
「・・あしたは・そつえん・・・」
姉の唯花の声
それは卒園と聞かなくても、唯花の声だと解った・が・・
とっさに
「おめでとう^^ 4月には小学校だね^^」明るい声で伝えたが応えがない
「クラスの友達にも、先生にも、ありがとうございました^^って言わないといけないね^^」
「・・いえない・・・・」
すこし間があって届いた声は息子にかわっていた。
「ちょっと落ち込んでる感じなんよ」
(4歳で入園当時は登園を愚図った、パジャマに制服を羽織って出掛けたことも・
二年目になると、愚図る児の背に手を回すようになった・そして三年間の幼稚園生活・・
(やっぱ寂しい、ツライんかな・・
福島イワキと愛媛松山の距離にすこしイラつきながら
(寂しさ、辛さを知ることができるのは大きな生長なんだから
と自分に言い聞かせる
☆19日、13時すぎ
卒園しました☆☆
従姉妹が
「おばちゃんにそっくりやね^^」
母の葬儀以来の従妹もおり、「母ちゃんの逝った翌日に産まれた・今年入学・・7年だね」
談笑し、
伯父葬儀開式になり携帯電源をoffに
宇和島に帰ったのは6時前、電源を入れ息子に連絡を入れる。
「唯花、壇上で泣いてたよ。
声を掛けたら「悲しい」って、静かに泣いてたよ。」
あらためて写真を観たら、
お得意のピースサインの指先が震えているよう
目にも涙が浮かんでいるみたい
でも前を向いて微笑んでいる
二年前が思い出された
原発事故で避難して来たのが入園一年を過ぎた3月
泣きじゃくり愚図って始まった幼稚園生活、一年を過ごし
「みんなのとこへ帰りたい」
(唯花の足跡がしっかり刻まれた証だな)
そんなことを思ったが・・
あれから二年
唯花が自分の足でさらに踏みしめ刻んだ想いがイッパイあるんだな
「かなしい」
その想いは重く尊いものだと思うよ
ずっと忘れないで大切にしていって欲しいな
唯花が避難してきたとき、何回も何回も「これ読みます」言ってた、ボクと小さな龍キルルの話し
『ふでばこのなかのキルル』 こんどまた、読みあいしたいね^^
「50年たっても ぼくがキルルのことわすれませんように
100年たっても キルルがぼくのことわすれませんように」
あ、そうだ
ジィチャンも今度、唯ちゃん彩ちゃんのお父さん、伯母さん、叔父さんの通った小学校で絵本を読ませてもらうようになったんだよ^^
3/13に初めて読んだのが
『たいせつなこと』
最後の章にこう書いてあるよ
あなたは あなた
あかちゃんだった あなたは
からだと こころを ふくらませ
ちいさな いちにんまえに なりました
そして さらに
あらゆることを あじわって
おおきな おとこのひとや おんなのひとに
なるのでしょう
でも あなたに とって
たいせつなのは
あなたが
あなたで
あること
こんど松山に帰ってきたとき
一緒に読もうね^^
ジイチャンもイッパイ絵本を読んで
畑にもイッパイ花を咲かせて野菜を作っていくよ^^
===唯の花===
松山の庭で
チオノドクサ 花言葉「おもいやり」
チューリップ 花言葉「博愛、思いやり」
ムスカリ 花言葉「通じ合う心、寛大な愛、明るい未来」
===3/20
畑の春ダイコンが発芽^^
土筆ー!^^
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