今朝 散歩道の法面が刈り取られていました。
移り来れば、首をさらし、地にかくれる、その花も足許から刈られていました。
天上、天辺を見上げ
天涯の地に咲くその花は、さらに天上、天涯を指して咲き続けているのだと思う
テンガイの花は「そこに在る」と無言で語る
テンガイの花は「そこに在る」と無言で語る
歩きつづける彼岸花咲きつづける 種田山頭火
彼岸花の赤さがあるだけ 種田山頭火
2010年10月16日 20:51
お彼岸のころに咲くから彼岸花。
この花には曼珠沙華、地獄花、死人花、またタイトルにおいた「天上花」「天涯花」ほか異名は一千もの数になると云う。
それだけ、人の目を惹きつけるモノがあるんだろう。
異名の数をはるかに多い想いがこめられているんだろうな・・
朝夕の散歩道は整備の行きとどいた遊歩道
整備、管理の始まったころから、この花の姿が見えなくなった・・
その花の特徴そのままに突然に姿があらわれた
管理の隙間をついたのかな、なんて頬がゆるんだ
頬笑みかえすこともなく
無言で
天上(天涯)を指して咲いている
『そこに在る』 無音の声・・
その花の名には
「天上、天涯の花」が似合うとおもう
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